ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

双眼鏡等で目に見たままをカメラで撮影するコリメート法は貧者の超望遠撮影か (2021/5/6)

2021年05月06日 | アラモの快適化と車中泊・キャンプの快適化
 じ~さんはカメラはコンデジということに決めている。そして現在のメインはCANON G7X mkⅡだ。



 フィルムカメラの時は一眼レフを使っていたので、もちろんデジイチにも大変に心惹かれるものがある。しかし普段のカメラの使い方、ポケットにも入るサイズ、重量などからくる機動性、小さくても明るいレンズ、コスパなどを総合的・俯瞰的に考えた結果、このG7XmkⅡクラスのコンデジが、じ~さんに最適だと思っている。

 2台持ちでデジイチをという誘惑もあるが、じ~さんは色々なことにのめり込むタイプの人間なので、たぶん交換レンズ地獄、高級ボディ地獄にはまり込んでしまうだろうという予感がする。だからあえてそこには近寄らないようにしているわけだ。

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 そんなこともあるから、蜃気楼も双眼鏡で見ていれば十分満足だと思っている。だがブログに載せる都合上、コンデジの望遠側で撮った写真をトリミングして少しだけ掲載していた。
 そんなときにコリメート法というのを知った。というよりも知らずにやったことがある。

 2014年の北海道のたびで北海道を離れるときに、ウトナイ湖の「野性鳥獣保護センター」で備え付けの大型双眼鏡にカメラを押し付けて白鳥を撮影したのだ。

本日苫小牧から帰りのフェリーに乗船(8月29日) 

 こういうこともあったので、調べてみたら、コリメート法という野鳥の観察や天体撮影でポピュラーな手法なのだそうだ。

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 それなら使いやすく道具を作ってみようか。



 ということで三脚に載せる双眼鏡+カメラの台を作ってみたのだ。簡単に光軸を合わせる方法などがうまくいっていないが、取りあえず撮ってみたのが今回の蜃気楼の写真。中心位置を合わせてレンズを押し付けてシャッターを押すという方法でやってみた。





 NETでも調べたし、いろいろ試行錯誤でやってみて結構難しいのが分かってきた。
大まかにいえば安物のコンデジでは簡単にできるが、高級コンデジは扱いにくい。カメラ側のピント合わせがうまくいかない。ピントは無限遠合わせではなくて30~40センチあたりに合わせる必要がある。これでは普通のオートフォーカスでは範囲外だった。要するにマクロ撮影領域のなのだ。

 最終的にはMF(マニュアルフォーカス)で合わせたが、なかなかぴったりといかない。
双眼鏡のコリメート法は四周が蹴られる。だがカメラ側のズームの倍率を上げていくと中心部だけ撮影するようになるので、蹴られがなくなるので具合がよろしい。だがズーム倍率を上げていくと手前側にピントが合わなくなるのだ。これの折り合いも試行錯誤だ。

 最後に海の向こうの蜃気楼を逆光撮影したら、モニターの画は出ていたが撮影画像は真っ黒。
それを画像編集してようやく見えるようにした。



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 なお、安物のスマホなら簡単にコリメート法で望遠写真が撮影できる。



 モニターを見ながら、真ん中に双眼鏡の接眼部が来るようにぴったり合わせて、シャッターを押す。少し外光が映り込んでしまったが、大きく撮影はできた。

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 今日は広島湾の防波堤に出て、コリメート法の習熟演習をした。双眼鏡は15×70mm.



 これがカメラ単独で光学105㎜相当×デジタルズーム4倍。
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 これは双眼鏡15× +カメラ105㎜相当。
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 これは双眼鏡15× +カメラ105㎜相当×デジタルズーム1.6倍。
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 これは双眼鏡15× +カメラ105㎜相当×デジタルズーム4倍。
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 カメラ単独ではディジタル等倍してもつり上げ用のワイヤは見えないが、双眼鏡を併用するとワイヤもはっきり見える。対物レンズの大きさが70mmあるので解像度が増していると言える。

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 もう少し軸合わせがうまくできる治具を考えてみよう。そうすれば多少実用的になるだろう。
このコリメート法は手持ちの道具立てを使うので、高額なデジイチも超望遠レンズも要らない。ちょっと超望遠の記録を残したいというじ~さんの目的にぴったりの道具立てだ。もちろん芸術作品など撮れるはずもない。でもそれでいいんだ。貧者の超望遠撮影なんてこんなものだ。

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角館には他にも素晴らしいサクラがある、桧木内川沿いの見事な桜並木がちょうど満開だったのだ (2021/4/20)

2021年05月04日 | 2021/3-4 さくらを追いかけて角館まで
 角館は武家屋敷通りの枝垂桜ばかりに注目していたが、桧木内川の川土手の並木道のソメイヨシノが見事に満開だった。それを記録するのを忘れるところだった。



 川沿いの約2kmにわたって、見事なソメイヨシノの並木道ができている。



 それも土手の上は二列に並んでいて、真ん中を歩く人にとってはまさにサクラのトンネルだ。今回枝垂桜とここのソメイヨシノの満開の時期がぴったり重なって、一度に両方楽しむことができた。



 今回は自転車で武家屋敷の枝垂桜を回って、帰りがけにこのサクラのトンネルを歩いてきた。(自転車は押して歩いた)





 昭和50年(1975年)には、国指定名勝に指定されている。
たしかに見ごたえのある桜並木だった。
 例年ならこのサクラの下で花見というところだが、今年はコロナ対策のため一方通行で歩くだけ。この地方ならこんなにサクラが咲いたら、春になったなあというという喜びの宴を花の下で楽しみたいだろうなあ。何とかコロナを吹っ飛ばして、日常に戻りたいものだ。

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キャンピングカー ALAMO の燃費について (2021/5/2)

2021年05月02日 | キャンピングカー


 昨日の記事で唐突に「総合燃費が9.8km/Lになった」と書いた。
どの車でも同じような表示は出るようになっていると思うが、これはALAMOのシャーシ(いすゞELF)が完成してからのメーター表示の燃費だ。

 たびに出た際に、ほぼ毎日最後に書いている燃費は区間燃費で、トリップメーターBをリセットしてからのメーター燃費がでる。じ~さんの場合は出発前にトリップのリセットをするので、その日の燃費ということになる。

 「メータ燃費なんて信用しないぞ、満タン燃費じゃないと」という意見もあると思うが、ELFはコンピュータ制御で燃料噴射をしているので、どれだけ噴射したかを正確に計測していると思う。(ほかのクルマも同じだろうな)走行に使用する燃料だけでなく、DPF再生の為の燃料の噴射も含まれる。
最初の頃に区間燃費の計測を満タン給油のインターバルに合わせて行ってきたら、ほぼ同じ燃費か満タン給油の燃費の数字がほんの少し良好という結果だったので、燃費としてはこのメーター燃費を信頼している。

 一方で総合燃費、区間燃費に入っていないものは、コンピュータ制御から外れているFFヒータの消費量だ。FFヒータを使ったときは、満タン給油の燃費はいくらか悪くなる。

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 これは購入1年目の17,600キロ走行での総合燃費だ。
一応、燃費の改善に注意はしていたが、このクルマの走行になれていなかったので、燃費は9.1km/Lになっている。さらに悪いことにこの頃はサブバッテリーの容量が小さいために、しばしば電力危機に陥ってアイドリングでサブバッテリーを充電していた。これは走行0kmで燃料だけ消費するので、燃費的にはかなりの悪条件だ。

 その後サブバッテリーの増強、リチウムイオン電池やソーラー発電設備の導入などをして、アイドリング充電をすることは少なくなって、燃費は徐々に良くなってきたのだ。

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 ALAMOはいすゞELF1.5t積の2999㏄ディーゼルターボの110ps。スムーサーEXという5速のセミオートマチックトランスミッションになっている。じ~さんはこれをマニュアルモードにして、早めのシフトアップをするように注意している。

 そのほか燃費向上のために行っていることは、2017年から変わりない。
低燃費運転のススメ (2017/10/19) 

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 これから区間燃費がいつも10km/L超えになったとしても、こののち総合燃費9.9km/Lというのはなかなか難しいと思う。いつも11.0km/Lならどうかな。タイヤを低燃費タイヤに代えたらいけるかな。

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「はわい」を7時前に出発して、山陰道の強風をうまく避けて無事帰宅した (2021/5/1)

2021年05月01日 | 2021/3-4 さくらを追いかけて角館まで
 今朝は早めに起床した。すぐに気象情報を確認したが、やはり9時頃から山陰道筋では風が強まるようだ。昨夜計画したとおり7時前には「はわい」を出発して、山陰道の無料区間を走り抜けることにした。





 正面の大山を見ると一荒れしそうだ。結局下のようなルートになった。



 高速道での強風は無事に避けることができたようだ。

 無料の高速道路を走るのに都合がいいのはYahoo!ナビなので、それを使って走っていた。Yahoo!は無料指定をすると主要国道を主体にルートを組んでくれるように思っていた。
ところが東出雲ICの横を通ってそのままどんどんと山の中に誘導していく。県道をつないで山越えして三刀屋に出てきた。ずっとセンターラインのある道路で、そんなにひどい道ではなかったが初めて走る県道はけっこうドキドキするものだ。

 三刀屋から松江自動車道の無料区間を走ってとりあえず「道の駅たかの」で大休止。



 ここの駐車場は全体的に傾斜が大きいので落ち着かないので、外にある第二駐車場に駐めた。





 「たかの」はそこそこの賑わいといっても、通常の土曜日と比べると半分以下というところか。建物の外にある出店も、なかなかお客さんが集まってこないようだ。

 さて「たかの」で十分休憩をとって、再び松江自動車道。三次から国道54号線といういつものルートで帰ってきた。

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 本日の走行は269キロ、燃費は10.5km/Lだった。



 3月31日の出発時のオドメータは113,334キロだったので、角館までの往復で3,900キロほど走ったことになる。

 なお、総合燃費がやっと9.8km/Lになった。ずっと9.7km/Lから変わらなかったが、やっと0.1kmほど改善した。だが、これからしばらくその辺をウロウロしていたら、すぐに元に戻るかな?

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