こんばんは、あっきーです。
昨日、妹と娘と三人で観劇しました。新国立劇場の小劇場での「効率学のすすめ」。
客席を取り除いてステージの形を変えることの出来る劇場です。
以前観た「朱雀家の滅亡」では、中央の客席を取り除き、正面のステージから大きくせり出し、突き出た部分は部屋、ほとんどの芝居はここで。元々のステージは庭、その向こうはお社、という造りでしたが、今回は舞台を客席が囲む形。
中央がメインの事務所、手前に少し小さめにホテルの一室と、向こう側に夫婦の部屋。その周りにぐるっと通路があり、左右二か所で出入りする。
三つの部屋を足したものより少しだけ狭い面積を占める通路。そこでも芝居はあるのだけど、なにせ部屋を囲んでいるので占めるスペースは広く感じる。
形は細長く、角があるので役者が歩くと観客には待ち時間が与えられる。効果的に使うのは難しそうである。
舞台は何もないところに作る。人がいるということ、物があるというビジュアル的なことで。映像や照明もその類。そして演技、時には音によるイメージでも作り出される舞台。
まさしく想像の世界・・・