こんにちはタッキーです。台風がきていますね。この間もきたばっかりですが、今年は台風が頻繁にやってくる印象を受けます。私は仕事がありますが外に出る方はお互い気を付けていきましょう。
稽古も台風のたお休みになりしばらく稽古から遠ざかっていますが、春公演が近づけばまた動きも活発になってくるでしょう(それはそれで仕事と稽古の両方であたふたすることになりとても大変なのですが)。
最近の私としては、特に何があったというわけではありませんが、つい先日、カラオケに行く機会がありました。稽古に出れない分、思い切り声を出せる場所であり楽しく歌ってきました。それはそれとして、面白いなと思うのは「歌い方」についてです。私の場合、カラオケだと元の曲の歌い方にどうしても引っ張られてしまうんですね。その元の曲の歌手がとても好きだからというのもありますが、とにかく元の歌い方を追うようにして歌ってしまいます。曲に特定の歌い手がいない場合はその傾向は薄まりますが、自分なりの味を出すというのはとても難しいんだなと思いました。
さて、この前も本の紹介をしましたが、今日も一冊紹介しておわりにします。最近読んだのは、『現実脱出論』(著・坂口恭平 講談社現代新書)という本です。タイトルはとっつきにくいかもしれませんが、物事の見方はひとつではないということ、社会の規定された見方とは別に、個人個人による自分なりの感性があることを気付かせてくれる、面白い内容の本です。作者自身の感覚が豊かに表現されたその文章にも脱帽です。
それではまた。