トンカツロック
巨大なトンカツが出現する!先週は中野のテアトルBONBONに行き、観劇しました。
私達にはなじみ深い扉座のあの鈴木利典さんが座長で主演。作は横内謙介さん劇「トンカツロック」。
主催は文化庁と公益財団法人日本劇団協議会。日本の演劇を育てるプロジェクトのいくつかの部門の中
で今回は新進演劇人育成公演「演出家部門」の公演でしたが、その演出担当は、元扉座の女優田島幸
さん。お母さんになられ、お子さんを保育園の預けての演出とのことでした。爛漫の時もご指導いただきま
した。時は過ぎゆくですね。
私達「大和爛漫」でお世話になった扉座の方がた、田中さんも制作責任者で細かく気配りなさっていまし
た。また、舞台監督はあの今泉馨さん。ちょっと舞台に出演。何度か拝見している役者さんも出演。若者も
みなエネルギッシュでパワフル。まず座長の利さんがボクサーと初めからなぐり合うショッキングシーン。
とんかつやさんのご主人の利さんは、町内会の顔役。町で起きるさまざまな事件にかかわり、騒ぎを起
こす。あれやこれやの人情劇でした。
意欲的な若者の作品を楽しんできました。若者を育てることを真剣に考え文化庁をも動かしていると感じま
した。やまと塾も次世代を担う若者を育てることを考えないといけませんね。
私は10月に足の捻挫・腰痛と体調が悪く、今秋は扉座公演も断念していたので、東京まで、出かけられる
ようになり、うれしく思いました。
観劇も体調次第で、不安を抱えていては楽しさも半減です。まず、健康――なんて、月並みなことを
書きました。でも、実感です。
利さんますますのご活躍を。
本日は杉田麻由香さんから、ネコ脱出の「大阪芝居」2本立て(昼と夜で異なる作品)の公演ご案内をいた
だきました。脚本・演出 高良良文 「劇」小劇場で。12月17日から23日までです。
私はちょっと多忙で伺えません。麻由香さんごめんなさいね。 水野昂子