演劇やまと塾公式ブログ

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「歪んで見える愛」稽古日誌6

2015年02月16日 23時55分13秒 | 「歪んで見える愛」稽古日誌

 こんにちはタッキーです。

 15日は「歪んで見える愛」の稽古でした。最初は一通りの段取りというか立ち位置を決めてしまおうということで、ざっくりと全体の動きを決めました。これで劇のおおまかな流れは掴めたかと思います。その後はシーンごとに練習。冒頭のシーンなどは最初に比べればマシにはなったでしょうか。

 ただし、少なくとも私にとって、平易ではない事柄が存在していました。それは・・・道具作りです!・・・。

 前回の「ハートフル・ハート」の時にも思ったことなのですが、演劇において大変なのは、演技よりもむしろ道具や装置作りではないのかと・・・!

 作り方を知らない、必要な資材を知らない、どこに売ってるのかもわからない、作るための用具も持っていない、大きなものは運ぶのすら困難、私にはまったく未知の領域です。

 演技と製作のどっちが大変なのか、どっちも大変でしょうが、はたしてどうなるのか。

 それでもって、公演まで一か月を切りました。勤務の都合上、できる稽古の数はほんのわずかでしょう。しかし、なんとか一通り完成させて、お客さんの前でお見せできるようにしたいですね。

 それでは。


最近の私の観劇紹介

2015年02月16日 19時49分30秒 | Weblog

最近の私の観劇の紹介です。

 

1、富良野グループ公演2015冬公演

「ノクターン」夜想曲 作・演出 倉本 總

新国立劇場 小ホール

   東日本大震災から数年後、原発事故避難区域となった海に近い一軒家での

   出来事。悲劇の風化に対するメッセージが強い作品。

 

2、名取事務所公演 現代カナダ演劇・最新作公演/第25回下北沢演劇祭参加

「ベルリンの東」 翻訳:吉原 豊司  演出:小笠原 響

 下北沢「劇」小劇場

   ベルリンの東とは、ポーランド[アウシュビッツ強制収容所]のこと。そこにかかわった父・母の

   子供達がベルリンで会い恋に落ちるが、その恋は完結せず、悲劇へ。

 

3、劇団民芸公演 紀伊国屋書店提携

「ヒトジチ」 作 ブレンダン・ベハーン 訳・演出 丹野 郁弓

 紀伊国屋サザンシアター

  アイルランドの有名な作家の代表作。アイリッシュダンスと歌がふんだんに盛られる。

  猥雑な売春宿が舞台。そこに、人質にされたイギリスの青年が連れ込まれ、悲劇へ。

 

4、シスカンパニー公演 シスカンパニー+KERA チェホフシリーズ第2弾

「三人姉妹」 作:アントン・チェホフ 

上演台本・演出ケラリーノ・サンドロヴィッチ

  Bunkamura シアターコクーン

   有名出で私の好きな女優さんの競演。チェホフの戯曲そのまま、4幕を中休み15分

   だけとって、2時間45分の芝居。

 

     もう私もあと何年芝居観劇が出来るのかな?と思いながら、痛い腰をさすりながら、

     劇場に足を運んでいます。でも、劇場はお年寄りがいつも一杯。みんな、楽しみを求め

     て来るのですね。たくさんの芝居がいつも公演していて、どれを見ようかと迷うばかり。

     私の好みと、お知り合いの方のお芝居を選びます。

                   水野 昂子