演劇やまと塾公式ブログ

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公演まであとわずか

2015年03月02日 21時33分56秒 | 「歪んで見える愛」稽古日誌

 こんにちはタッキーです。

 気づけば3月です。なんと!「歪んで見える愛」公演まで2週間切っているではありませんか!今回はなかなか前途多難でして、最低限それなりのものとして出来上がるのか心配なのですが、自分にできるベターな芝居をできるよう頑張ります(しかし後何回稽古できるのか・・・小道具も作らないと・・・)。

 さて、今日はひとつ、最近私がふと思った疑問について話しましょう。

 それはずばり、「感情をこめる」の正体は何か、です。同じシーンの芝居をして、「心がこもっている」、「心がこもっていない」と二分して考えるとしましょう。ですが、その分別の根拠はどのように求められるのでしょうか。演者の内面で、「心をこめて、心をこめて、心をこめて」と演技したとして、みている側が受け取るのはあくまで、その演技として外面に表出された部分だと思います。心がこもっている、こもっていないの違い、それはどこにあるのか。そして、それを抽象的なものとせず、具体的なものとして捉えることはできないだろうか、というのが私の問いです。ここで、具体的というのは、例えば、表情筋の違い、目線の違い、発声の違い、眉間のしわの寄り方、動きの自然さ、等のように身体が表す諸々の所作のことです。「空気」とか「雰囲気」とかにも同種の問題をあてはめることができるのではないでしょうか。楽しい雰囲気、重い空気、「あの人が出ると空気が変わる」、等々、何かと使われている言葉だと思いますが、そこで言う空気や雰囲気を、私たちがそのように受け取るのはなぜでしょうか。「何かが違う」と言うとき、その何かとは?そして、芝居に立ち返ってみたとき、そこで肝となるのは、演者が「心をこめた」内面と、実際に表現される身体的外面とをどのように接続していくか、なのではないか。

 演劇を通して、私はこのような疑問や考えが浮かんできました。私はお芝居の素人ですし、専門的な勉強もしていないので、的外れな話であるのかもしれません。ですが、「心をこめる」とか「雰囲気」とか、そういった抽象的な事柄の正体が何なのか。皆さんも気にはなりませんか?

 では、稽古の回数もわずかですが、頑張っていきたいと思います。それでは。


弥生の月

2015年03月02日 21時33分56秒 | Weblog

今晩は

如月と弥生をまたぐ月末と月初めはめまぐるしい土・日でした。

 

そして、今日2日、午前10時過ぎ、顧問の佐竹さんから電話。

「あと2~3分で到着するからね。」

急いで、玄関から外に出ると、見慣れた車の到着。

3月28日~29日に神奈川公会堂で行われる、県地域演劇交流春フェス

のチラシを届けてくださいました。

やまと塾は29日(日)の1番目12時から13時の公演枠でした。

いよいよ、公演まで4週間。チケットはまだでしたが、チラシは、もう少し

前に届いた方が、PRしやすいと思ったことでした。

 

私達の「大晦日」稽古の日もあと少し。まだまだです。

昨日の稽古の様子は、演出家の体調不良にもかかわらず、ご指導いただいた

とのこと。

指導を受ける私達の体制が整わず、演出家には申し訳なく思いました。

事前に稽古の変更なども検討できるようにと思った次第です。

 

また、本日月曜日の朝に行われた、保健福祉センターホールの抽選会に

参加した、会長と佐竹さん、会場の予約はできなかったとききました。

希望の団体が多すぎると一月前に感じたのですが、今月も同じ30団体

以上での争奪戦だったとのことでした。

 

前日、3月1日(日)の朝8時に佐竹さんと水野が行ったIKOZAの

ホールの予約が出来ていて、よかったなと思いました。

 

その前日、つまり2月28日(土)の稽古の後に駆けつけたのが、

神奈川県立青少年センターホール。やはり、縁深い佐竹顧問と私。

 

神奈川県演劇連盟合同公演・担当劇団 劇団河童座 第222回公演

作・演出横田和弘 「EMクラブ]~闇と光の間を生き抜いた人々~

を観劇しました。

出演者は総勢46名。こどもから80歳までの多彩なメンバーでした。

横須賀の終戦後の混乱の中で、歌とダンスが人びとの生きる力になるという、楽しい舞台でした。

ホールにお客さんも多く、舞台からは、エネルギーが溢れていました。

29日も2回公演の予定でした。リピーター割引制などもあり、制作上の

工夫や苦心をやまと塾も学ぶべきと感じました。

 

さてさて、やまと塾の「大晦日」とりんぶん村の芝居小屋参加

「歪んで見える愛」の2つの芝居がうまくいくように、頑張りましょう。

 

 

私事ですが、応募していた大和市さくら文芸祭、俳句の部に入選(優秀賞)

したと連絡があり、21日(土)に表彰があるとのこと。これまでにないことなので、

驚きましたーーー。     長々とごめんなさい。 水野昂子