じゅんきーです
夜になると虫の声が聞こえ、すっかり秋めいてきました。
「ミツコの肖像〜バーデン バーデン2」公演も無事終了。
暑かった夏も「ミツコの肖像」とともに去っていきました。
「ミツコの肖像」公演においでくださった皆さま、応援してくださった皆さま、
ありがとうございました。
私ごとですが、
主役のヒカル役をいただきましたが、最後の最後まで、ヒカルを求めてずっと悩み続けていました。
ヒカルのイメージに合わせて、思い切って髪を切り、ショートヘアーにして、
外見は早々に、それらしくなったものの、中身はヒカルになれず・・・
そのためか、台詞もいくらやってもなぜか入らずに苦労しました。
演出の井上先生には、丁寧にたくさん、ご指導いただきましたが、なかなかできず、
「本番になっても、最後の舞台まで、ヒカルを求め続けてください」というお言葉をいただき、全くその通りでした。
直前まで困り果てて、闇の中にいるような私でしたが、不思議なもので、
初日の幕が開く直前、袖で舞台上の工場の扉を見ながら出を待っていると、
緊張はあるものの気持ちが落ちつき、目の前が急に明るくはっきりして、
「私がヒカルだ」という感覚が急にわいてきました。
物語の冒頭の扉のカギを開けて、工場に入っていくシーンは、特に何度も稽古をつけていただいていたので、
落ち着いて安心して、ヒカルとして舞台に上がることにつながったように思います。
その後の3回の本番は、1回1回ヒカルとして、ヒカル自身を求めながらの芝居でした。
シリアスの役をきちんと演じることを初めてさせていただいて、まだまだですが、
ヒカルの台詞ではないですが、本当に「いろいろ勉強させて」いただきました。
素晴らしい機会をいただき感謝しています。
この経験を、今後の、皆さんにより楽しんでいただける舞台につなげていきたいと思います。
演出の井上先生、歌唱指導の富田先生、ダンス指導の乾先生、
何気なく私たちを支えてくださった音響の飯田加菜さん、
たくさんのカメラと関係機材を快く提供してくださり、使い方を教えてくださった、映像サロンの土屋さん
なかなか、ヒカルをつかめない私を暖かく応援してくださった「やまと塾」の仲間たち、
そのほか大勢の、この舞台の関わってくださった皆さん、
おいでくださった皆さん、
心から、ありがとうございました。 感謝です。