昨日はハッピーな一日でした。
数日前に、5月13日は娘が訪問して私の留守を守ってくれることになり、
私は歌舞伎観劇に出かけることにしました。
それも、明治座(昼の部)と歌舞伎座(夜の部)の梯子見物。
歌舞伎座の方は3日前に決めたのでしたが、運よく6列16番の良い席が空いていました。
明治座も8列24番。無事に観劇おわり、今日は家の仕事をこなしています。
明治座は市川染五郎が座長で、夜の部の染五郎十役早変わり。これが、売りなのですが、昼の部も十分
楽しめました。邯鄲枕物語(艪清の夢)は力演だし、釣女は狂言でなじみの面白い作品でした。
雨がようやくあがったところで、歌舞伎座へ移動。チケットを引き取るまでが
心配でしたが、無事に木挽町チケットセンターで引き取り、大勢の観客とともに会場に入りました。こちらは
「団菊祭五月大歌舞伎」役者も出し物も充実。観客も満員。出し物がよかった。役者がよかった。
① 矢の根 ②幡随長兵衛(3幕) ③春興鏡獅子
長兵衛は海老蔵、水野十郎左衛門は菊五郎、の対決は真にせまってハラハラの連続でした。
鏡獅子は小姓弥生と獅子の精の菊五郎の美しさとたくましさにうっとりしました。
菊五郎・海老蔵の顔のよさと立ち姿のよさに感動しました。若手と言われながら、もう十年にはなるでしょう
堂々たる貫録で、勢いがあります。
歌舞伎座での歌舞伎観劇は昨年4月に新劇場オープンの時にでかけました。賑わいはすごく、以後
敬遠していました。(今年1月に新橋演舞場の新春歌舞伎、海老蔵の壽三升景清をみて以来です。)
帰宅したら、家はまず何事もなく時間が経過していて、その上、本多劇場「誓願」(加藤健一事務所)の
お誘いの郵便物もYTさんから届いていて、また、幸せな気分になれそうです。 水野昂子