時代と共に変わるのは「景色」だけではありません。「地名」や、その土地にゆかりの「名称」さえも変わって行きます。
「ファミリーロード」という名称をネットで検索すると、設立70余年の大阪府八尾市のファミリーロードがズラリと出て来ます。数ページ見ましたが、八尾市のものばかり。ファミリーロードの後に吹田市と入れて検索しても、出てくるのは八尾市のファミリーロードばかり。しかし、大阪府・吹田市にもファミリーロードはありました。
ここは昭和57年(1982年)の吹田市。国鉄吹田駅北口付近の片山商店街です。国鉄吹田駅東の地下道を抜けた辺り、ゲートに「片山商店街ファミリーロード」と掲げる。
駅南側に「吹田さんくす」が完成し、この当時は駅北口周辺の再開発が課題となっていました。ここを歩いて買い物をしました。今も残っているお店もありますが、この頃と比べれば現在の町は綺麗になりましたが、寂しい雰囲気になってしまいました。