青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

消えた “ゴルフ練習場” ~神崎川

2024-01-12 | 昭和・懐かしい京阪神の風景

ジャンボ尾崎は三拍子♬・・なんてCMソングをご存知の方はいらっしゃいますか?

70年代は高度経済成長と共に、ゴルフも大人気でした。TVでも土曜の23時になればUSツアーを紹介する「ビッグ・イベント・ゴルフ」「プロ・ゴルフUSA」、そして「ジャック・ニクラウスのキングス・ゴルフ」と3番組が視聴率を争い、勿論土日の昼間には国内ゴルフトーナメントが生中継されていました。

家族対抗歌合戦に尾崎3兄弟が揃って、素晴らしい喉を聞かせてくれたり、傘のマークのアーノルド・パーマーの商品も身の回りでよく見かけました。

僕の住んでいた大阪の北摂と呼ばれる北大阪にも、ゴルフの練習場が沢山ありました。150ヤード以上ある広い練習場もありましたが、東豊中、千里中央、江坂、池田、神崎川・・・とても懐かしいのですが、今残っているのは阪急神戸線・神崎川駅前の練習場「つるやゴルフセンター神崎川」だけになりました。併設されたミニ・コースも狭くはなりましたが、最新の機械を打席に装備して営業を続けています。

現在の八幡宮神社前交差点から東を望んだ、昭和50年(1975年)の写真です。当時は交通量が少なく、信号機も設置されていませんでした。右に見える大きなフェンスがゴルフセンター神崎川。

現在はこのような景色になっています。

コロナ禍前でも、練習場に行けば60代の年齢の僕より若い人を、ほとんど見かけない。ゴルフコースでスタート前にクラブハウスで珈琲を飲んでいると、周囲のお客さん達は僕より年配の方ばかりで、どこどこの病院が良いだの、どこが悪いだのと病気の話ばかりしている。

ゴルフだけではなく、テニスの若者人口も大減少していますが、80年代より現在の方が安価で楽しめるスポーツがどれほど数多くあるか!若者にはゲームやスポッチャではなく、リアル・スポーツを楽しんでもらいたいと心から願っています。



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