このお店こそは、昭和の喫茶店シリーズに絶対に出したいお店だったのですが、一切の資料が今日まで出て来ませんでした。
この写真の場所、1つ前の記事、「シャロン」を通り過ぎ、千里中央の1番高い位置から空港方面に下り出した所、黄色で囲った辺りに、そのお店はありました。
「オレンジペコ」❗️
文字通り外観は派手なオレンジ色一色で、船室のような丸い窓を持ち、近未来的な設計の建物でした。
「変な名前。何でオレンジペコなのか。不二家のペコちゃんと関係があるのかな?」と言う僕に、
「紅茶の名前。知らないの?」と笑ったのは親友Iでした。
「紅茶ってリプトンしか知らない」と言うと、「それはメーカーの名前。紅茶の種類じゃない。ネスカフェとブルーマウンテンの関係と同じ。」と、僕が一瞬で理解できる言い方を瞬時に選択して、それを伝えてくれる。頭が良いというのは、彼のような人の事を言うのだと思います。
1度だけ親友Iが、「男同士で行くのも格好悪いお店だけど、行く?」と言われて、このお店に行ったことがあります。
喫茶店で珈琲ではなく、紅茶をオーダーした初めてのお店がここでした。親友Iはケーキセットにして、お金の節約を考えていた僕も美味しそうなケーキを見て、やっぱりケーキを付けた。(笑)
僕の人生初のケーキセットは、このお店でした。
オレンジペコは、R171沿い、箕面・半町の交差点、ラーメンファミリーの隣に本店がありました。ラーメンファミリーがあった敷地は、いろんな飲食店に変わりながらも、今も何らかのお店が営業しています。