青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

「スター・ウォーズ / 最後のジェダイ」

2017-12-14 | 青春・名画劇場

いよいよ明日12月15日は、「スター・ウォーズ / 最後のジェダイ」の公開日。1978年6月24日に、「スター・ウォーズ」を先行ロードショーで観てから、一連のシリーズを毎回初日に観て来ました。また毎回その時々、僕は大切な人と一緒にこのシリーズを観に行っています。相手は勿論仲の良い友人や恋人であったり、自分の息子であったり、そこにも思い出があます。明日も勿論観ます!新シリーズ・エピソード7~9は、正直面白くないのですが・・(笑)

しかし、2005年の「スター・ウォーズ エピソード3 / シスの復讐』公開時においても、ノベライズ本が公開直前に発売されていたのに、今回は全く公開前にストーリーが明かされていません。映画の宣伝方法も変われば変わるものです。もう少し幅広い人々に映画を認知させるための、パブリシティーを展開しても良いと思うのですが。今の手法は、完全にターゲットを絞り込んでいるようです。

70年代までの歌謡曲を見ると、全世代の日本人というか、時代そのものを相手にヒット曲を作ろうとしていました。しかし最近は、細分化されたファン相手に、曲作りが行われています。昔の曲は、「歌は世につれ、世は歌につれ」と言われたように、時代を代表する誰もが知っているヒット曲がありましたが、今はそんな曲が生まれない時代になりました。音楽も映画も、昔と現在とでは流行の仕方が全く変わってしまいました。

1978年といえば、一連のパニック映画のブームが終息し、「未知との遭遇」の公開を皮切りに、SF映画ブームが起きた年だと私は記憶しています。同時にジョージ・ルーカスやスティーブン・スピルバーグら、「映画監督」という名称よりも、当時は「フィルム・メーカー」と呼ばれる方が似合った人々のブームがスタートした年だったと、僕は記憶に刻んでいます。

ゴールデンウィークには「宇宙からのメッセージ」がスター・ウォーズ人気に便乗するように公開され、夏にはそのクライマックス・シーンが「スター・ウォーズをパクっていない?」と疑問視されもした「さらば宇宙戦艦ヤマト」が、スター・ウォーズを迎え撃ちました。主題歌を沢田研二が歌ってヒットさせたのが、ついこの間の夏の出来事のようです。

スター・ウォーズ人気に便乗するような形で、いろいろな映画が公開されたのは、スター・ウォーズの日本での公開が、本国アメリカよりも1年遅れだったからです。アメリカにおいて公開されたのは、1977年5月25日。当時は誰も大ヒット作品になるとは予想していませんでした。日本での映画の公開は、本国に半年ほど遅れるのが当たり前の時代。アメリカでの大ヒットを受け、日本では観客の動員が見込める、夏休み期間の公開となりました。公開前からサントラを聴き、ノベライズを読み、ストーリーを知っていても、劇場で観たスター・ウォーズには衝撃を受けました。あの時の感動は今も忘れられません。

この後、「スーパーマン」「エイリアン」「スター・トレック」と、シリーズ化されるようなSF映画が続々と公開されました。

今日の記事の書き出しに、「スター・ウォーズ」について少しだけ言及しようと思っただけなのが、書き始めると思わぬ方向に筆が進んでしまいました。(笑)

今日僕が聞いたところによると、今何かと話題になっている、英国のウィリアム王子とヘンリー王子が、「スター・ウォーズ / 最後のジェダイ」に、ストームトルーパーとしてカメオ出演しているそうです。前作ではジェームズ・ボンド役の「ダニエル・クレイグ」が、セリフのあるストームトルーパーに扮していたそうです。僕は気が付きませんでしたが。皆さんも、仲の良い友人や恋人、家族で劇場に足を運ばれてはいかがですか?



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