トラベルミステリーの第一人者として知られる作家の西村京太郎さんが3日午後5時5分、肝臓がんのため神奈川県湯河原町の病院でお亡くなりになりました。91歳。心からお悔やみを申し上げます。
学生時代、氏のトラベルミステリーは片っ端から読みました。面白かった！十津川警部が以外と冷たく、カメさんが可哀想で。（笑）こんなコロナ禍になり、旅行にも行けなくなったので、西村氏の小説を古本屋で買って、懐かしく読んでいる所でした。
僕は西村氏の作品の中では、この2冊がオススメです。
やはり、自分が実際に乗り、そして今では廃線になったり無くなった電車が登場する作品が面白く読めます。西村氏は編集者任せにせず、ご自身で現地取材をされていたので、小説の中で「昭和」の空気感に本当に触れることが魅力で、今となっては余計に付加価値のある作品となりました。
いよいよ、僕が馴染みのある方々がお亡くなりになる時代になりました。とても悲しく思います。良き先輩方々が逝ってしまうのは。
