アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

これが沖縄の民意だ

2014年12月17日 | つぶやき
今度の選挙の象徴的な出来事。
沖縄では、「オール沖縄」公認の候補者4人が全員当選し、知事選に続き、「新基地ノー」という民意が一層明確となった。



当選した議員らは、早速、新基地建設反対の団結小屋を訪問して、これに参加している人々を激励した。

もう1枚の写真。



かって沖縄から普天間基地の「県外移設」を公約して国会に送り出された自民党議員5人が、当時の石破幹事長に説得され「裏切り会見」に臨んだ際のものだ。施政者は、この対比をきちんと見なければなるまい。
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さらば! 石原慎太郎

2014年12月17日 | ギャラリー
今度の選挙で、「次世代の党」が19議席から2議席に激減した。

これは、「現憲法破棄、自主憲法の制定」に象徴される同党の右翼的・前時代的政策が、庶民感情にフィットしなかったからに違いない。

この結果、比例東京ブロックで名簿最下位に名を連ねていた石原慎太郎氏の落選が決まった。同氏は昨日、記者会見を行って正式に引退を発表した。何ともお目出度いかぎりだ。

同氏は1956年、大学在学中に小説「太陽の季節」で芥川賞を受賞、ベストセラー作家となった。また、その映画もヒットして、巷に「太陽族」が跋扈する契機ともなった。

その後、国会議員として浜田幸一氏や中川一郎氏らと「青嵐会」を結成して自民党の右傾化に力を注ぎ、後に東京都知事としてその右翼的言辞を拡大して行ったことはご承知の通りである。

特に同氏が、尖閣諸島を東京都が買い取るとしたことが民主党政権下での国有化につながり、これが日中間の関係悪化の最大の原因となった。

このように、同氏の政治家としての半生は、現実を無視した右翼的言辞によって日本社会に害毒を流し続けた歴史だったが、今回、所属政党の没落とその対局政党の大躍進というかたちで幕を下ろすことになったのは、何とも皮肉である。

さらば、石原慎太郎。
もう、その右翼的言辞を公の場で聴くこともあるまい。
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