伸びやかな歌声と歌唱力の高さで人気の岩崎宏美さんのアルバム「PRAHA」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/ad/f618823b46590ce64204de1d43593be9.jpg)
このアルバムのことは、「ステレオサウンド」誌に掲載されたオーデイオ評論家小林吾郎氏との対談で知りました。
岩崎さんのベストヒットを中心に収録されていますが、何と言っても、ドヴォルザーク・ホールのチェコフィル及び、エクストンの江崎友淑氏(著名な録音技師)とのコラボレーションというのが、オーデイオファイル(愛好家)にとっても魅力です。
果たして、出だしの「聖母たちのララバイ」から、雄大なオーケストラをバックに、岩崎さんの美しいボーカルが響きます。
収録曲
1.聖母たちのララバイ
2.シアワセノカタチ
3.思秋期
4.夢やぶれて(ミュージカル「レ・ミゼラブル」から)
5.手紙
6.ロマンス
7.好きにならずにいられない
8.シンデレラ・ハネムーン
9.万華鏡
10.すみれ色の涙
11.ただ、愛のためにだけ
12.つばさ~Dedicated to 本田美奈子~
耳に馴染んだ「聖母たちのララバイ」や「すみれ色の涙」などは勿論、今度のアルバムで最も気に入ったのが、本田美奈子さんの「つばさ」でした。この曲は、詩も曲もとても良いのですが、何といっても故人となった本田さんへの挽歌となっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/18/4b22d28840c975511d0f32347a771183.jpg)
また、このアルバムには、阿久悠氏の作詞になる岩崎さんデビュー直後の曲が3曲入っています。「思秋期」、「ロマンス」と「シンデレラハネムーン」ですが、いずれも、同氏特有の、そのステージを切り取ったようなすばらしい詩がお楽しみになれます。以下、「思秋期」のみご紹介します。
思秋期
”足音もなく行き過ぎた
季節をひとり見送って
はらはら涙あふれる私18
無口だけれどあたたかい
心を持ったあのひとの
別れの言葉抱きしめやがて19に
心ゆれる秋になって涙もろい私
青春はこわれもの愛しても傷つき
青春は忘れもの過ぎてから気がつく
ふとしたことではじめての
くちづけをしたあのひとは
ごめんといったそれっきり声もかけない
卒業式の前の日に
心を告げに来たひとは
私の悩む顔見て肩をすぼめた
誰も彼も通り過ぎて二度とここへ来ない
青春はこわれもの愛しても傷つき
青春は忘れもの過ぎてから気がつく
ひとりで紅茶のみながら
絵葉書なんか書いている
お元気ですかみなさん
いつか逢いましょう
無邪気な春の語らいや
はなやぐ夏のいたずらや
笑いころげたあれこれ思う秋の日”
「思秋期」。どんな曲かイメージがわきませんでしたが、「青春はこわれもの~」というフレーズで思い出しました。いい歌ですね。
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このアルバムのことは、「ステレオサウンド」誌に掲載されたオーデイオ評論家小林吾郎氏との対談で知りました。
岩崎さんのベストヒットを中心に収録されていますが、何と言っても、ドヴォルザーク・ホールのチェコフィル及び、エクストンの江崎友淑氏(著名な録音技師)とのコラボレーションというのが、オーデイオファイル(愛好家)にとっても魅力です。
果たして、出だしの「聖母たちのララバイ」から、雄大なオーケストラをバックに、岩崎さんの美しいボーカルが響きます。
収録曲
1.聖母たちのララバイ
2.シアワセノカタチ
3.思秋期
4.夢やぶれて(ミュージカル「レ・ミゼラブル」から)
5.手紙
6.ロマンス
7.好きにならずにいられない
8.シンデレラ・ハネムーン
9.万華鏡
10.すみれ色の涙
11.ただ、愛のためにだけ
12.つばさ~Dedicated to 本田美奈子~
耳に馴染んだ「聖母たちのララバイ」や「すみれ色の涙」などは勿論、今度のアルバムで最も気に入ったのが、本田美奈子さんの「つばさ」でした。この曲は、詩も曲もとても良いのですが、何といっても故人となった本田さんへの挽歌となっています。
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また、このアルバムには、阿久悠氏の作詞になる岩崎さんデビュー直後の曲が3曲入っています。「思秋期」、「ロマンス」と「シンデレラハネムーン」ですが、いずれも、同氏特有の、そのステージを切り取ったようなすばらしい詩がお楽しみになれます。以下、「思秋期」のみご紹介します。
思秋期
”足音もなく行き過ぎた
季節をひとり見送って
はらはら涙あふれる私18
無口だけれどあたたかい
心を持ったあのひとの
別れの言葉抱きしめやがて19に
心ゆれる秋になって涙もろい私
青春はこわれもの愛しても傷つき
青春は忘れもの過ぎてから気がつく
ふとしたことではじめての
くちづけをしたあのひとは
ごめんといったそれっきり声もかけない
卒業式の前の日に
心を告げに来たひとは
私の悩む顔見て肩をすぼめた
誰も彼も通り過ぎて二度とここへ来ない
青春はこわれもの愛しても傷つき
青春は忘れもの過ぎてから気がつく
ひとりで紅茶のみながら
絵葉書なんか書いている
お元気ですかみなさん
いつか逢いましょう
無邪気な春の語らいや
はなやぐ夏のいたずらや
笑いころげたあれこれ思う秋の日”
「思秋期」。どんな曲かイメージがわきませんでしたが、「青春はこわれもの~」というフレーズで思い出しました。いい歌ですね。