アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

本日のピカイチ

2014年12月01日 | つぶやき
経済通信社がこんな予測記事を出すのもめずらしい。



記事の該当部分は、こう綴られている。

“The LDP will lose more seats than most forecast, causing volatility,” Sakakibara said. “If the LDP loses 100 seats, Abe would have to step down to take responsibility for the failure of Abenomics and his misjudgment of dissolving the parliament. The outcome of the election will probably be a big surprise for many.”

つまり、選挙結果は安倍政権の命脈に影響するということか。
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はた迷惑選挙

2014年12月01日 | つぶやき
師走の「はた迷惑」選挙が明日公示される。
時を同じくして、強烈な寒波が来襲するらしく、当地は明日から吹雪模様のようだ。選挙関係者のご苦労がしのばれる。

気になっていたこの「つぶやき」。
選挙が公示されるとアップできないので、急ぎ、ご覧にいれたい。



異論のある方もおられようが、いずれにせよ、安倍政権は稀代の特異な政権であることは、間違いあるまい。その辺もよく見極めて、投票に臨みたい。
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劇画調の~和田竜著「村上海賊の娘」

2014年12月01日 | 読書三昧
今年(2014年)の本屋大賞を受賞した和田氏の「村上海賊の娘」を読んだ。2011年5月~13年3月「週刊新潮」連載、完成に4年を費やしたという上下巻970余頁の大作。



物語~芸予諸島能島を本拠とする「村上海賊」は毛利一族の要請を受け、大阪本願寺への兵糧供給のため、毛利海軍とともに灘波海めざして出動する。しかし、上杉謙信が(信長攻めに)動かないことから淡路島を後に引き上げにかかる。これを好しとしない一族当主の娘「景(きょう)姫」は、一人敵の懐に飛び込み打開を図ろうとする・・・。

信長の天下取りの過程で最も困難で且つ、10年もの歳月を要した大阪(石山)本願寺との戦いは、数ある戦国物語の中にも度々登場する。その戦いの実相を、木津川口海戦の切り口で構築した作者の功績は大きいと思う。

ただ、読了後、何の感慨もわかないのはどうしてだろう?
つまり、戦争の描写が劇画的で、それだけが「売り」との印象が強いからだろう。「本屋大賞」というのは、要は、面白く読めて売れれば良いのか。その意味も問われそうだ。

それに比べ、同じ戦争(島原の乱)を扱い且つ、2009年の本屋大賞にノミネートされた飯嶋和一氏の「出星前夜」が、読了後、しみじみとした余韻に浸れたことを思うと、その違いははっきりする。単に、描写の面白さだけでは読者を納得させることはできないし、すぐ忘れ去られてしまうだろう。
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