アーバンライフの愉しみ

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豊麗なストラディヴァリウスの響き

2016年06月20日 | 音楽三昧

週末の午後、札幌Kitaraでひらかれた2016/17札響名曲シリーズ第2回。
「ウイーン:華麗なるヴァイオリンと運命」と題されたコンサートだったが、モーツアルトとベートヴェンの代表的な名曲をストラディヴァリウスの豊麗な響きとともに堪能した。

プログラム
 ・モーツアルト アイネ・クライネ・ナハトムジーク K.525
 ・モーツアルト ヴァイオリン協奏曲第3番 K.216
 ・ベートーヴェン 交響曲第5番 Op.67「運命」

会場は、天井桟敷まで聴衆で埋まる満員の盛況。大谷翔平君に劣らぬ体格のフォルクハルト・シュトイデ氏の奏でるストラディヴァリウスの美しくも力強い音色に魅了された。

また、同氏がコンマスと指揮者を兼ねていて、ただでも難しい「運命」の統率を見事にやってのけたのには、二度びっくりした。

オケのメンバーもそこはよく心得ていて、各パートが前後左右の音を確かめつつ一糸乱れぬ演奏を繰り広げていた。納得のいく、とても楽しい演奏会であった。

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