アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

付和雷同

2016年07月18日 | 音楽三昧
一昨年までは田舎(ニセコ)に住んでいたから、周囲にはめずらしい動植物がいて話題に事欠かなかったのだが、今は都会生活のため、話題は身辺の事柄に限られる。

ということで、今回も、拙宅のアナログ再生の舞台裏についてである。



これがその図だが、左手にあって写真には写っていないが、レコードプレーヤーで再生された音楽(信号)を黒いトランスで受けて20倍ほど増幅し、それを右側の白いスリムなイコライザーアンプに入れて、(レコード制作の過程で加工された)音楽信号を元に戻している。

その出力をパワーアンプに入れるとスピーカーから音が出る、という仕掛けになっている。

で、何で「付和雷同」かと言うと、このゴロンとしたトランスを使うことが今、流行りなのである。

一度、別の記事でご紹介したが、網友がこれを導入して好結果を得たというので、今回、これを使ってみた。そういうところは、いくつになっても実にミーハー的である。

ということで、価格的には(従来のアンプの)1/3ほどなのだが、出て来た音は原音に限りなく近く豪快なものだった。

また、単にトランスを使ったというだけでなく、レコードから音(の信号を)拾い上げるカートリッジとこのトランス間の接続を、+-を浮かせたバランス形式で行っている点も興味深い。

何はともあれ、出て来た音の広大なスケールには、心底驚いている。
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