一度、パイプオルガン(だけの)コンサートに行ってみたいと思っていた。
そこには、神宿る荘厳な世界があるのではと想像していたのだが・・・。
昨日の札幌Kitaraのバースディ(創立記念)コンサート。
二人のオルガニストによるパイプオルガンの演奏会である。
オルガンは、小生らの席(10列中央)からは見上げるような位置にあり、演奏者は(オルガン)横の扉から現れ演奏するのだが、音が出た瞬間、そのあまりに大きさに驚愕した。
また、演奏曲目が(J.S.バッハ以降の)比較的新しい作曲者によるものが大半だったこともあり、イメージしていた教会のあの荘厳な音楽ではなく、オルガンだけが持つ音の壮大さや強靭さをひけらかす感じのコンサートになってしまっていた。
加えて、アンコールを含む最後の3曲は、演奏者二人による4手の連弾だったから、その騒々しさたるや想像すらできぬものすごさであった。
という訳で、楽しさ半分、騒々しさ半分の初体験であった。 (写真は、KitaraのHPから借用しました)