AERA誌9月26日号は、安倍元首相銃撃事件の容疑者山上徹也(41)の叔父へのインタビューを通して、問題の核心に迫ろうと試みている。
それにしても、旧統一教会というカルト集団による霊感商法の凄まじさである。
上図は、全国霊感商法対策弁護士連絡会による集計だが、この間の被害総額は、何と1,237億円にも上っていると言う。
しかも、これは同連絡会と消費者センターに報告されているものだけだから、実態はこの数倍もひどいということだろう。
これまで、各種の悪徳商法による被害が報告されて来たが、その規模の大きさと深刻さにおいて、このカルトによる被害に勝るものはあるまい。
加えて重大なのは、それが政権党(自民党)と深く結びついて行われて来たことである。
この際、きっちりと真相を究明し、きっばり清算させなければならない。
蛇足:安倍元首相銃撃事件に対する全国霊感商法対策弁護士連絡会の声明