孤高のジャーナリスト 鈴木エイト氏の新刊 322頁。
「汚染」がこれほど広く深く政権党を蝕んでいるとは思わなかった。
単に、180人の国会議員が自己申告ベースで関与を認めたというような表層的なものではまったくない。
それは、選挙における(教会から自民党への)支援と(教会への)広告塔的便宜供与というバーターとなっているだけでなく、ジェンダー問題等、 自民党の政策決定にさえ影響を与えている。
それが安倍政権の下で広く深く進行し、遂には、安倍氏のシンボル的役割が同氏銃撃事件の引き金となった。
この日本の深い闇を、長期にわたり追い続けた鈴木氏の努力に感謝する。