最近、ネットオーディオで音楽を聴くことが多く、アナログ再生にはご無沙汰していた。
久しぶりに、掲題の協奏曲をLPレコードで聴いたが、アナログはアナログでなければならない良さを発見した気になった。
つまり、音のつながりの良さである。
音と隣の音との間隔がなく、それが音の柔らかさと訴追力の強さをもたらしているように感じられた。
その点、アシュケナージのタッチの柔らかさも加わってとても良かった。
収録曲 ベートーヴェン
ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 作品37
ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 作品58
演奏
シカゴ交響楽団 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
ウラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)
1979年 ロンドンレーベル(キングレコード)