安倍・麻生・甘利の詰め合わせに、高市箸など添えられた弁当などとても不味くて食えそうにない。
岸田政権のことだが、国会における各党の代表質問(と答弁)を聴いてつくづくそう思った。
岸田氏は、自民党総裁選挙や記者会見で表明した①所得倍増のための分配施策②金融所得課税の実施③健康危機管理庁や子ども庁の設置④党役員の任期制導入などの党改革等々の諸政策はさっさと投げ捨ててしまった。
代わりに憲法改悪の推進、敵基地攻撃能力や国防費のGDP2%越えと言ったアベカラーに濃く染まった政策が選挙公約に踊る。
加えて、河井安里氏支援のため提供された1.5億円の党資金支出や公文書改ザン問題の再調査など、どれも実行しないと言う。
こうして見てくると、岸田政権というのはいったいどういう政権なのかまったくわからなくなる。
つまり、安倍・スガ政治の延長線上にあって、言わば何もしない・できない政権ということになろう。
やはり総選挙では、初めの1票を政権交代のための候補者へ、比例区の1票は共産党へと訴えたい。