アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

タローさんのピアノリサタル

2018年03月20日 | 音楽三昧

一昨日午後、札幌Kitaraで「アレクサンドル・タロー」ピアノリサイタルを聴いた。

うかつだったが、当日会場に行って初めて、プログラムがバッハの「ゴルトベルグ変奏曲」1曲のみであることを知った。

タロー氏は、現在フランスを代表するピアニスト。
繊細で知性的な演奏をするピアニストとの評価だが、バッハは未知数であった。

しかし、始めの「アリア」の音が出て、この評価は間違っていないと思った。

いずれにせよ、前後のアリアと30曲の変奏とを合わせ、全32曲を(1時間15分かけて)一気に弾き切ったわけだが、終始、緊張感に満ちた素晴らしい演奏であった。

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「つぶやき」傑作選~増量版

2018年03月19日 | ドラミング

過日に続く「増量版」。

概括的には・・・。

いよいよ、危険水域ですよ。

「改ざん」に加え、前川前文科省事務次官の講演に対して、政権のとった「禁じ手」とは・・・。

もう黙っていられません。

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新着ドーナツ~チョン・キョンファ「シベリウス/グリーク・ヴァイオリン協奏曲」

2018年03月18日 | 音楽三昧

1970年代に衝撃的なデビューをはたした韓国の若きヴァイオリニスト「チョン・キョンファ」の演奏を(オーディオメーカーのEsotericが)復刻したもの。

当時22歳のチョン・キョンファの激しいパッションと鋭い技巧が相まった素晴らしい演奏を聴くことができる。

収録曲は、シベリウスとブルッフのヴァイオリン協奏曲に加え、ラヴェルとサンサーンスの小品だ。
共演は、プレヴィン指揮のロンドンフィル(シベリウス)とケンペ指揮のロイヤルフィル(ブルッフ)。ジャケットの表題は、チャイコフスキー/シベリウスとなっているが、これは当時のレコードのそれをそのまま使ったため。

いずれも、当時のマスターテープからSACDの元となるDSD音源を作り、それをSACD/CDのハイブリッドCDとしてリリースした。

今回、SACD音源を聴いたが、これが48年前にアナログ録音された音楽かと耳を疑うほどすばらしい仕上がりとなっている。ご一聴をお勧めします。

ESSD-90180(オーデイオショプ等で入手できます。)

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グリム君のすてきな笑顔

2018年03月17日 | ギャラリー

平昌パラリンピックのスノーボードバンクドスラローム男子下肢障がいで成田緑夢(ぐりむ)君が待望の金メダルを獲得した。

その笑顔の何とすてきなことか。

スノボー一家という恵まれた環境とは言え、挫折から立ち直り、「ケガをしても楽しく笑顔で過ごせているという情報共有をするためにスポーツしている。金メダルだとそれが高まる」と話す。

日本中の多くの人々が、この笑顔に励まされたにちがいない。
おめでとう、グリム君!(写真は、毎日オンラインから拝借しました)

蛇足:当初、お名前を何度拝見しても、「ぐりむ」君と記憶できずにいたのだが、そうか童話の「グリム」でいいのだと思ったら、次からスムーズに思い出せるようになった。

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時事川柳傑作選

2018年03月16日 | ドラミング

いやはや、の一語につきる。
財務省の森友公文書改ざん(別名、書き換えとも言う)事件。

今朝の新聞(朝日)に掲載された時事川柳には関連する傑作が並んだ。

4句、政治家というのはとても怖い、ハレンチな存在であると知る。

5句、万一の事故の際、誰か責任とる人いる?

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澤地久枝著「滄海よ眠れ」

2018年03月15日 | 読書三昧

随分古い本(1984年発行)だが、ミッドウェー海戦の戦没者(日米合わせて3,300人)をすべて探し出し、彼らとその家族の人生を表わした記録文学の金字塔。

全6巻だが、今回2巻まで読んだ。

まだ全容を知り得た訳ではないが、先に読んだ米側の記録、「太平洋の試練」の印象が薄れない内に、備忘録的にまとめて置きたいと思った。

いずれにせよ、すごい内容だ。
特に、米側の戦闘の実際と戦死者の人生も詳しく描かれていることに感心した。

結局、日米が敵対して戦争をした訳だが、具体的な戦闘に動員された個々の兵員がたどった悲惨な人生には、何の違いもなかったという事実である。

そこにあったのは、生を受け、教育を受け人生を歩み始めた若い人々とその家族が直面した「地獄」であった。

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今できる復興支援とは

2018年03月14日 | アーバンライフ

未曽有の東日本大震災から7年が経過した。
被災地の復興はそこそこ進んでいるとは言え、未だ7万人余の方々が避難生活をおくっているという。

震災発生直後は、そこそこのことをした記憶はあるが、それ以降はこれと言った形のある支援を行っていないのが一般的ではなかろうか。

下図は、新聞(朝日)が行ったアンケート結果であるが、何らかのかたちで支援しているとお答えになった方が50%を超えているのを拝見してホッとした次第。

小生自身、せいぜい地元産の果物などを購入するくらいしかできていないが、ともすると風化してしまいがちな震災への思いを、この辺で、再度見直してみる必要があるのではと思った。

蛇足:そう言えば、復興特別所得税というのがあるなと、先ほど確認してみたら、毎年、1,000円ほど(政府へ)支払っていることがわかった。たしか、震災から25年の予定なので、まだかなり先まで納入を続けることになる。他には、復興特別住民税というのもある。均等割り部分に年間1,000円が上乗せされていて、これは10年だ。

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「つぶやき」傑作選~増量版

2018年03月13日 | ドラミング

森友文書改ざん事件。
これほど大胆に、しかも広範囲に行っていたとは想像できなかった。

公文書の改ざんは、手を染める公務員自身刑事罰に問われるわけで、自発的にやるはずはない。

しかも、改ざんを始めたのは、アベのこの国会答弁があった時期と符合する。

アベのスキャンダルは、「地球儀を俯瞰する」規模で広がっている。

NHKもこんな報道してますけど・・・。いいんですか、このままで。

結局、こういうところに落とそうとしているようだが、そうはいかない。

こんなのも出て来るしね。

結局、事態の成否は、国民の良識にかかっている。

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札響名曲コンサート

2018年03月12日 | 音楽三昧

一昨日午後、札幌Kitaraで札響名曲コンサートを聴いた。

今回のテーマは「輝きと躍動」の音楽。

プログラム

上掲リストの通りで、ビゼーやラヴェルの華麗な管弦楽曲主体のプログラム。

演奏 

 管弦楽 札幌交響楽団
 独 奏 中川 英二郎(トロンボーン)
 指 揮 渡邊 一正

「アルルの女」や「ボレロ」を生で聴くのは何十年かぶりだが、「輝きと躍動」を象徴するすばらしい演奏であった。

一方、シルクレットの「トロンボーン協奏曲」はジャズの要素を取り入れた音楽で、日頃、モーツアルトやブラームスなどばかり聴いている耳にはあまりなじめない曲であった。

シルクレットはニューヨーク生まれの作曲者。
数々の映画音楽やミュージカルの制作、録音などに携わり、ジャズとクラシックを融合した音楽を作った人らしい。

会場は、9割の入りでそれなりに盛り上がっていた。

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遂に犠牲者が・・・

2018年03月11日 | ドラミング

森友文書改ざん事件。
遂に犠牲者が出てしまった。

近畿財務局で、森友学園との交渉の窓口となっていた50歳代の職員が自殺したという。
政権は、この責任をどう取るつもりか。

そして、一転、週明けには改ざんの事実を認めるという。

しかし、ここで佐川や財務省の役人をどうこうしたところで、ことの本質は変わらない。
現政権は退陣する以外にない。

そして、ジャーナリズムとは何かについても、再認識する必要がある。

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