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昔、実家の庭にも大きな紫陽花の植え込みがありました。
洋間の開きの窓を開けると、紫陽花の時期には、その軒下に薄紫の丸い大きな花が窓辺を飾っていました。
私は日を追うごとに色を変えていく、この紫陽花をながめるのが好きでした。白から薄いピンクやブルーが入り、やがて薄紫になっていく姿に、窓を開けるたびに楽しんだものでした。
移り気の性格は、幼少期に垣間見たこんなことも影響しているのかもしれません。（笑）
今では形や色のいろいろ変わった品種もふえ、昔見た丸くて大ぶりの紫陽花は次第に少なくなったような気がします。
新種の鮮やかな紫陽花を目にするたびに、見入ってしまうこの頃です。
ソースはnon nonさんよりお貸し頂きました。