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これ何のお花か分りますか???
見たことがあるようなないような???
これはモクレン科の“ユリノキ”、別名をハンテンボク、又の名を
チューリップツリーというそうです。
私も初めて見ましたが、実際にはこんな近くでは
見れませんでした。(ネットよりお借りしました)
見上げるほどの高い木の上の方には花がいっぱいついている
のですが、あまり高くて良く見えません。
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画像はマウスオンです。
高さが25メートルもある大木です。
葉は柏の葉に似たようなこんな形をしています。
このユリノキは約6500万年前の恐竜時代の化石として発見され、
絶滅したと思われていたものが19世紀末、北米大陸で繁茂して
いるのが発見され、世界の植物学者を驚かせた物なんだそうで,
明治初年、日本に渡来したものなのだそうです。
non_nonさんのソースをお借りしています。
マウスオン→クリック→ダブルクリック→マウスアウト(画像5枚です)
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そう言われてみると今まで見たこともないお花です。
別名チューリップツリーと言うのは、お花がチューリップの開いた
形に似ているからでしょうか??
最後の写真のメタセコア(スギ科の落葉高木、別名アケボノスギ)
も生きた化石として有名ですが、ユリノキと同じく6500万年以上
前の中世代白亜紀以降に生息したのだそうです。
両方ともなんだか気の遠くなるような大昔の植物だったのですね。
旧岐阜大学農学部の植物園であった跡地に行くと、古代からの
この不思議な植物達に会うことが出来ました。