シドニーにはいっぱい楽しめる事が多いですが、先日娘と利用した“Day Tripper”もその
一つです。
“Day Tripper”とは、17ドル(約1500円位)のチケットを購入すればバス、電車、
フェリーを一日乗り放題という観光客にとってはありがたいシステムで、これも娘が事前に
購入してくれていました。
バスや電車の乗り放題に加え、シドニーでは特に湾めぐりが出来るフェリーが魅力です。
この日も先ずバスでフェリーの出発場所のサーキュラキーまで行き、一回目はParamataと
いう所へフェリーで向かいます。
出発してすぐにフェリーはハーバーブリッジを通過しシドニー湾に出ます。
ちょっと曇り空気味でしたが、やっぱりフェリーは気分がいいですね。
心地よい海風を受けながら、シドニー湾側から見るシドニーの街の風景も綺麗です。
Paramataからはバスと電車を乗り継ぎベトナム人街があるCabramataという所へ。
ここまで来るとアジアの香りがいっぱいで、まるで違う国にでも来た感じがしますが、ここ
もシドニーとのこと。
ベトナムからの移民が多い場所のようでお店に並ぶ商品や果物も珍しいものばかり。
ここでちょっとした衣類を買ったり変わった飲み物を飲んだり、、、
ここで急なスコールにあい商店街の中で雨宿り。その後またかっと晴れてきました。
いったんサーキュラキーに戻り二度目のフェリーに乗船。
今度は海に突き出た高い岩場で有名なWatsons Bayへ。
このWatsons Bayに行くまでにフェリーはDouble Bay, Rose Bey という二つの湾を
通過します。
そして三つ目がWatsons Bayですが、いずれも海沿いの高級住宅街が連なっています。
Watsons Bayに向かうあたりから空が急に暗くなり、なにやら不安な空模様???
Watsons Bayには以前にもみんなで来ていますが、高い崖の上まで登ったのは初めて。
ここで急に小雨が振り出しましたが、幸い持参した傘が役立ちました。
高い岩場からは遠くにシドニーの中心街が望めます。
下を見ると断崖の岩場、切り立った先端にいると思うと足がすくみます。
このあたりで冬のオーストラリアなら日も暮れているのでしょうが、今は日本とは逆の
真夏のオーストラリア。
夜は8時頃まで明るく、9時になってやっと暗くなってくる状態です。
この日ももう一コース欲張って乗ることし、以前みんなで行ったことのあるManlyへ。
Manlyはビーチで有名な所で海岸沿いを歩きながら以前入ったレストランを
見ました。
急に懐かしい思い出がよみがえりましたが、、、、
今回はちょっと場所を換え白いパラソルの並んだ外のレストランでフィッシュ&チップス
のディナーを取りました。
周りには夜風にあたりながら、ゆったりとお食事やおしゃべりを楽しむ人々がぎっしり。
帰りのフェリーの乗船の頃には回りもかなり暗くなり、シドニーの街に近づくにつれ
街の灯が多くなってきました。
暗く青い海原を進むフェリーを追って数羽のかもめが一緒に飛んでいます。
まるでフェリーと競っているように。
夜の海沿いから見るオペラハウスやハーバーブリッジ、おかしな顔のルナパークがぐんぐん
近づき、船はダーリングハーバーを巡り出発点のサーキュラキーに戻ったのは夜11時過ぎ。
今日も朝から晩までしっかり遊びました。
今回乗った物は、バスが4回,電車が2回、フェリーが6回!!
“これで十分元が取れたわ!!”としっかり者の娘が喜び、それにもまして私にとっても
楽しい一日でした。