山野草の好きなお友達に誘われ早春の郡上大和市へ出かけました。
同じ趣味も持つお仲間四人で春を探しに、、、そして早春の花を撮ろうと、、、
早春の山は日差しもどこか柔らかで、木々の芽吹きの匂いさえ感じます。
写真はマウスオンです。
今ならきっと節分草が咲き始めているのではというお友達の言葉どうり
山あいの日陰に小さい白い小花をつけた可愛い節分草が、、、
節分草はキンポウゲ科セツブンソウ属で、高さ10センチほどの小さな多年生草。
和名は節分の頃に花をつけることから付けられているようですが、ちょっとその時期
には間に合わなかったようですが、、、
なんでもこのお花、日本特有のもので今絶滅危惧種に分類されている貴重なお花とか。
こうして見られるのも何時まででしょうか。
写真はマウスオンです。
次に出会ったこのお花も私は見るのは初めて。
ミツバオウレンというのだそうです。
節分草と同じキンポウゲ科のオウレン属の多年草。
高さ5~15cm位で、細長い花茎の先端に白い花をつけていました。
和名は小さい三つ葉のような葉が付いているからでしょうか?
ちょっと写真には撮れなかったのですが、、、
線香花火のような可憐なお花が群生していました。
山あいから流れる小川ものどかな瀬音です。
明るい春の日差しを浴びながら皆それぞれに春を探して、、、
写真はマウスオンです。
そしてありました、ありました。
土手にはもう小さいながらツクシが、、そして春の使者のふきのとうが、、、
写真はマウスオンです。
春先の山の中で枯れ枝の中に一段と目立つ黄色い小花をつけた木を見つけました。
サンシュウと思ったのですが、ひょっとして壇香梅???
遠目には春先の花の中でもよく似ている花で見分けがつきません。
近づいて見ても、、、やっぱり区別がつきません。(笑)
どちらも春先に咲く黄色いお花ですが、、、、
壇香梅なら木からビャクダン(檀香)のような香りがするはづですが、、、
ちなみに帰り“道の駅”で買った壇香梅のお花は今我が家の玄関でいい香りを
放っています。
写真はマウスオンです。
そしてこちらはピンクのお花ふたつ。
思いがけなく出会った岩ウチワのお花とショウジョウバカマ。
岩ウチワというお花も岩カガミに似ているようですが、私には区別がつきません。
山野草が好きな人は一目で分かるのでしょうね?
なかなか山野草も奥が深いですね。
枯れ木の枝に下がっている山まゆを見つけました
綺麗な薄緑の山まゆは今や貴重なもの。
この山まゆから作る繭は美しい薄緑色で採った糸は光沢があり“繊維の中の
ダイヤモンド”に喩えられるとか。
山まゆはその糸の美しさと量の少なさから今では「幻の青繭」とも言われている
ようです。
早春の山には珍しいものとの出会いがいっぱいありました。