風のたより

つれづれに

         キンクロハジロ

2012-01-18 | 野鳥



久々に冬の気温がやっと10度を過ぎた昨日、久しぶりに木曽川沿いのウォーキングコース
を歩いてみました。

寒い冬でも岩場の鴨たちはみんな元気そう!!
それぞれ自分の居場所を確保するように一つの石に一羽づつ収まっているのがおかしいですね。
やっぱり水は冷たいんでしょうか?





真っ白い羽根の綺麗なアヒルさん(?)もやっぱりゴミ(?)の浮き輪に乗ってうとうと、、、





あっちからはたくさんの鴨の一団が木曽川の流れに乗って泳いでいます。
一団の中にはいろいろの種類の鴨がいるようですが、ここからではよくわかりません。





ちょっと離れた場所に一団とは違う鴨が数羽。
今までに見たことがないような鴨です。

真っ黒い背中に白いお腹、そして黄色い小さい目です。
戻って図鑑を調べたら「キンクロハジロ」という鴨と分かりました。

キンクロハジロ、カモ目/カモ科(金黒羽白)
後頭部の長い冠羽と光彩の黄色が特徴のようです。
私にとっては初撮りです。





こっちをむいた顔をよく見ると嘴も広く灰青色。
プカプカと川面に浮かびながら時々ざぶんと水の中に、、、
川の中の巻貝や二枚貝をとって水中で食べるとか。





もっと近づいてみると、、、
どうやらこれはキンクロハジロのオスのようです。

よく見ると頭の後ろに伸びた長い毛、、、これが冠羽なんですね。。
まるで寝癖のように見えませんか。(笑)





ウォーキングコースには日差しに誘われてか今日も元気に歩く中高年が目立ちます。
皆さんせっせと体力づくりされているんですね。
そういう私もその一人ですが、、、、





高い木の先にびっしりと付いた白い実。
どうやらこれは栴檀の実のようです。





「栴檀は双葉より芳し」の栴檀ですね。
高い木の上でチイチイと鳴きながらこの実を食べに来る野鳥もいっぱいいるようです。





木曽川の流れの瀬音を聞きながら歩いていると、木々の間から先日登った岐阜の金華山が見えました。
この辺からは金華山をはじめ、北に能郷白山や白根山なども眺められるビューポイントにもなっています