まだまだ寒い日が続いていますが、寒い中にもここ数日は、日中やっと日射しに春を感じる
日が多くなりました。
そんな日の午後、やっと我が家のお雛様を出し段飾りにしました。
このお雛様、実は長い間押し入れの中でお休みだったのですが、孫娘の誕生を機にまた再登場です。
去年は数年ぶりに出し、孫娘とも初めてのご対面でした。
昭和40代のお雛様の上、お人形の着物の部分は私が見よう見まねできめ込んだ木目込み雛。
ところどころ虫食いの穴がみえますが、仕方ありません。
ひな祭りのBGMを付けてスライドにしてみました。
お付き合いください。
一体一体きめ込んだお雛様には、それぞれの思い出があります。
ガーゼで着物の型を採り、目鎚で溝にそって埋め込んでいく作業の繰り返しでしたが、
やったこともないことを、よくずうずうしくやったものと今では我ながら苦笑です。
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今の時代,お茶道具をはじめ、箪笥や長持ち、牛車やお籠などあまり目にすることはありませんが、
せめてこのお雛様の時期だけでも、ゆかしいい日本文化の香りを味わいたいなと思います。
そして我が家のお雛様は、この段飾りのお雛様のほかに、親王飾りの衣装雛がもう一対あります。
これは木目込み雛を作る前に買った初代のお雛雅ですが、数十年経った今でも崩れることもなく綺麗です。
お雛様は一年に一度出してあげないと押し入れの中で泣くといいますね。
お雛様を泣かせてはかわいそう!!!
こちらもちゃんと並べましょう。