木曽川沿いの公園を歩いていると、いろんなお花に出会います。
紫の花をつけた背の高いお花が目に入りました。
アメジストセージです。
宝石のアメジストと同じ紫色で、大きく広がった姿は存在感がいっぱい、、、
アメジストセージの花言葉は「家族愛」とか。
この時期コスモスのお花もよく見かけます。
秋風に揺れるコスモスの花の姿は、どこか可憐で儚げです。
黄色いセイタカアワダチソウの花。
秋のこの時期、花粉症の人にとってはあまり嬉しくないお花ですが、、、
道沿いに群生して咲いている彼岸花。
今年は夏の暑さで例年よりちょっと遅い開花とか。
今日も野良ちゃんに会いに、、、
いつもの場所の木の下にスリスリちゃんがちょこんと座っていました。
私を見ると立ち上がり近寄ってきて周りをうろうろ、、、
”スリスリちゃん、元気だった?”
持っていた日傘を広げると、珍しそうに日傘の周りを一回り。
その後日傘の中を出たり入ったり、、、、
日傘の端をスリスリしたり、、、
”今日はかくれんぼ出来そうだね!!”
”いたいた!!”
日傘の中で遊んでいる姿を見ると、ふと野良時代のジジとキキの姿を思い出します。
二人も同じように、こうして傘の中で遊んでいたことがありました。
ひとしきりスリスリちゃんと遊んだ後、ちょっとおやつをあげて。
”次はモコモコちゃんの処にも行ってくるね、またね!”
”もう行っちゃうの??”
”うーん、帰りにまた寄るね!”
最初に出会った場所にモコモコちゃんがいるはずと行ったのですが、、、
なぜかこの日も外出中だったようで姿が見えませんでした。
同じ場所にずっといるはずもないし、、、テリトリーが広いのかも知れません。
でも必ずこの場所には来るはずです、また会える日もあるでしょう。
帰り道またスリスリちゃんのいる場所を通ると、先ほどの場所からちょっと入った森の木の下で
うずくまっているスリスリちゃんの姿がありました。
私の姿を見ても、もう出ては来ませんでした。
いつまでも甘えることもせず、ちゃんとわきまえているようで、なんだか不憫な気さえします。
この子はこうして自分のテリトリーの中で、しっかりと生きているのでしょう。
野良ちゃんでも生き方には個体差がありますね。
”スリスリちゃん、また来るね!!”