風のたより

つれづれに

                  ~~~  花は咲く ~~~(東日本大震災復興応援歌)

2013-03-10 | Weblog




この地方にも、やっと今マンサクの花が咲き始めました。

東日本大震災から明日でもう2年目を迎えます。
あの想像を絶する光景は、今でも忘れることができません。

被災地から離れた場所に住んでいる私たちにも、決して他人事の話では
ありませんでした。







今日も朝からTVでは、東日本大震災関連の番組が流されています。
TVから見える画面からは、まだまだ復興の兆しは薄いようです。

被災地の避難所での生活をされている方や避難先で生活せれている人は、まだ310,000人以上も
みえるとのこと。
皆さんのお気持ちを思うと、心が痛みます。

そうした方々への応援歌の歌声が、今静かに流れています。
この歌を聴いた瞬間、被災された方々の思いが胸に迫り思わず涙がこぼれました。







この歌詞の一節に、、、、“ 叶えたい夢もあった、変わりたい自分もいた~~”
きっと被災された中の若い人達の思いだったのかもしれません。







悲しみは何年経っても消えることはなく、忘れることもありません。

でも残された、いや、生かされた人々は、あすに希望を持って生きて行かなくてはなりません。

この地方にもいつ災難がやってくるかもしれませんが、この歌の題名のように
きっとその後にも綺麗な花が咲くことを信じ、切に生きることが必要なのかもしれません。

被災された東北の方々の、一日も早い復興をお祈りいたします。

                 ~~~ 北帰行前のヒレンジャク ~~~(後編)

2013-03-07 | 野鳥



1羽のヒレンジャクが、畑の中の水盤に水を飲みに下りてきました。
と同時に、、、









次々に下りてきて水盤の上に並び、美味しそうに水を飲み始めました。
こんな間近で水飲みの光景を見れるとは、、、こちらもちょっと興奮気味です。






飲み終わったあと、2羽が急に水浴びを始めました。
なっとラッキーな、、、
大きくて平らな水盤は、水浴びにはちょうど良かったのでしょうね。





水盤の水の中で、おもいっきり羽根を広げ水浴びを楽しむヒレンジャク!!
それを見守るもう一羽。
あっという間の出来事でしたが、、、、





”気持ちよかった?”とでも聞いているんでしょうか??
一羽も水浴びをすんでやっと落ち着いたようです。






しばらく間が空いたあと、また数羽が水盤に、、、、
黄色の長い糞を垂らした一羽が混じっています。






ヤドリギの実を食べたヒレンジャクが、高い枝から長い糞を垂らしている姿を今回も
何度も目にしました。






いつの間にか4羽に、、、
でも残念!!みんな後ろ向きです。






このあと、アマチュアカメラマンの一人が”キレンジャクが来てるよ!!”と声をかけてくれ
一気に周りがざわめき立ちました。
”え、キレンジャク???”

高い木のあっちだこっちだとみな高い榎の木を見上げます。
言われた場所を見上げてもヤドリギの葉っぱが邪魔してなかなか見つけられません。

そしてついに見つけました!!!
尾の先が黄色いキレンジャクです。









場所を変えてくれたおかげで今度はよく見えました。
紛れもなくキレンジャク、そして初めて見るキレンジャクです。
念願のキレンジャクにやっと出会えました。

今年は今回をいれて4回ここに足を運びました。
風花の舞う冷たい日もありましたし、空振りで戻った日もありました。

でもこうして北に帰る前に20羽に1~2羽位といわれるキレンジャクに出会え満足でした。
これでやっとヒレンジャク、キレンジャクともおさらばできそうです。

ここ一二日で、日中は急に春めいてきました。
おそらくヒレンジャク、キレンジャクの北帰行も時間の問題でしょう。
今日が旅立ちかもしれません。

来年もまた来てね、そしてさようなら!!!

                 ~~~  北帰行前のヒレンジャク  ~~~

2013-03-06 | 野鳥



寒い寒いと思っていても、昨日は暦の上では「啓蟄」でした。
冬ごもりしていた虫達も、そろそろ大地の暖かさを感じで穴から出てくる頃です。

冬鳥として飛来していたコハクチョウは、2月末には北へ飛び立ってしまったようです。
もう一度会いに行くつもりでしたが、間に合いませんでした。

近くに来ているヒレンジャクも、そろそろ北帰の時期が迫っているようです。
帰ってしまう前にもう一度見たいとお友達と出かけました。
昨日は10羽位いたでしょうか。

昨日は幸いにも水飲みに何度も下に降りてきてくれ、初めて間近でその様子を
見ることができました。
おなじ様な写真ですが、来年また飛来するかどうか分かりませんので、撮ってきた分を
とりあえず2回に分けてアップさせていただきます。
お付き合いください。

上の写真は、お腹いっぱいヤドリギの実を食べて(お腹まるまるとしています)満足げに
枝に並んだヒレンジャク達です。





水場にやっと下りてきました。




















この後はヒレンジャク達は、場所を変えて隣の畑の中にある水盤に下りてきて
水飲みや水浴びを何度もやりました。

ここでもアマチュアカメラマンの方々が、いつもの水飲み場を塞ぎ、場所を移動させて
撮っているようでした。
脇から撮らせていただきましたので、明日はその様子をアップの予定です。

写真はすべてトリミングしています。

                 ~~~ 二年ぶりの公園でのルリビタキ ~~~

2013-03-02 | 野鳥




弥生三月に入りました。

まだまだ吹く風は冷たいですが、梅の花も少しづつ咲き出し始めました。
立ち寄った公園では、薄色の梅の花はまだこんな感じで咲き出していましたが、、、、






色の濃いピンクの梅の花は、蕾も大きく膨らんで咲き出しています。
場所によっては、もう結構咲いている所もあるようですね。






約2年ぶりにルリビタキのいる公園に立ち寄りました。
ここには餌付けをする方がいて、常時いると聞いていましたが、、、、

やっぱリ今日もいましたいました!!!!
常連さんが準備されたのでしょうか、梅の花が、餌場の近くに添えらえています。






ここにいるルリビタキはどうやら一匹。
高い木から餌を目がけてさあーっと飛び降りてきます。
その素早いこと!!!
鳥は皆同じですね。






食べたあとは、きょとんとした表情をしています。
餌がちょっと足りなかったんでしょうか??
”これだけ?”

そうなんです。
常連さんは、撮影用に何回かに分けて生きている虫を一匹づつ置いていますから
ルリビタキのお腹は、なかなか一杯にはならないようです。






すぐ近くにはアオジも何か餌をついばんでいました。
アオジをこんなに間近に見たのは初めてです。

頭が黒いクロジというのもいるらしいのですが??
分かりませんでした。






代わりに見慣れたヤマガラが、ゆで卵の白味を美味しそうに食べています。
これもきっと常連さんが持参したものでしょうね。






ジョウビタキのオスも梅の枝に乗って冷たい風に耐えています。






東北地方では、もう2月中に「春一番」が吹いたようです。

今日も日中はこの地方も強い風が吹きましたが、「春一番」ではなかったようで
春はまだまだ先になりそうですね。






春風が吹くと、いよいよ花粉の時期も本番を迎えますね。

今年は中国からも汚染物質も風と共に流れてきているようで、そろそろやってくる
黄砂が加わるとどうなるでしょう。
ちょっと心配な春になリそうですね。