風のたより

つれづれに

                           秋の妻籠宿

2015-12-13 | 撮影バスツアー



長野県木曽郡南木曽町にある妻籠宿にやってきました。

ここは中山道42番目の宿場町で、昔の旅宿が並ぶ風情は、いつ行っても変わりありません。





妻籠宿の本通りに上る坂道にはこんな看板が、、、、





この坂を上がって行くと旅宿が連なる通りに出ます。





妻籠宿は、中山道と飯田街道の分かれ目にあり、古くから交通の要所として栄えた場所です。

昔の旅人もこの道を~~~~





平日にもかかわらず、この日もけっこう観光客が訪れていました。





格子窓に掛けられた赤いトウガラシとほおずき。





渋い色の格子窓には、橙色の美味しそうな柿の実が映えますね。





古い宿屋を利用したこんなお店のディスプレーもなぜか新鮮です。





通りの外れにあった水車小屋、、、、コットンコットン回っていました。





階段に腰掛けてスマホをいじる海外からの青年。
旅情報を検索中でしょうか???

今やどこの国に行っても若者のこんな光景をよく見かけました。





こちらのご夫婦はどちらの国からいたしたのでしょうか?

日本の秋、楽しんでいってくださいね!!





大通りや横道を気ままに散策しながら妻籠宿を楽しみました。





里の秋、、、、、これはもう日本の原風景ですね。



                     撮影バスツアー  「ヘブンスそのはら」

2015-12-11 | 撮影バスツアー



旅の記録を綴っているうちに早12月も半ばになり、その後サークルのお仲間と出かけた
撮影ツアーのアップが遅れ、すっかり時期を逸してしまいましたが、遅ればせながらのアップです。

撮影場所は長野県にある「ヘブンスそのはら」の紅葉と妻籠宿でした。





山麓駅からはまず全長2500mのロープウェーに乗って~~~

ロープウェーの窓から眺める久々の日本の紅葉の風景にちょっぴり感激です。





ぐんぐん上がるごとに眼下に広がる黄葉を愛でつつ~~~





約10分後マウンテンロッジに到着し、皆さんとロッジ周辺を散策です。

鮮やかな紅葉にはちょっと早かったせいか周りの木々は黄葉や茶色の落ち着いた感じです。





周りを散策後、更にここからはリフトに乗って展望台を目指します。

久々のリフト、足をぶらぶらさせながら、ちょっとルンルン気分です。(笑)





標高1600mの天空の楽園といわれる展望台までやってきました。

ここからは山々の連なる南アルプスのパノラマが楽しめました。





山頂付近を散策し各々好きな場所からの撮影です。





枝ぶりがおもしろく~~~
冬にはこの枝は白い雪で覆われるのでしょうね。





白樺の木でしょうか?





小さい赤い可愛い実がびっしりと付いていました。
この木の名前は???





ススキの揺れる山頂からの山並みです。

なぜかこういう風景は、眺めているだけで癒されますね。





山頂からは、またリフトとロープウェーに乗って戻ります。

リフトから見える木々の色もいろいろ~~~





大きなこの木の下には、なぜか梨の実に似た実がいっっぱい落ちていました。

ロッジ内で各々ランチをとった後、バスは妻籠宿へと向かいました。


                   ウィーン  オペラ座ガイドツアーに参加して

2015-12-05 | 中央ヨーロッパ4か国の旅



約束の3時になるとオペラ座のエントランスホールには、もう世界各国からのたくさんの見学者の姿がありました。

このウィーンのオペラ座の正式名称はウィーン国立歌劇場と言い、ミラノのスカラ座、アメリカ、
ニューヨークにあるメトロポリタン歌劇場とともに世界の「三大歌劇場」と呼ばれているようです。

建物は1863年5月20日に着工し、1869年5月25日に完成したのだそうです。





さっそく中央入口ホールから中央階段を上って、、、ガイドツアーが始まりました。

このガイドツアーは、ドイツ語、英語、イタリア語、フランス語、スペイン語、ロシア語、日本語、
中国語など様々な言語で案内されています。
さすがウィーンですね。

劇場の中はどんなだろうとわくわく気分が高まります。





階段を上がりすぐに劇場の中に入りました。

おー!!ここが、、、、
突然現れた素晴しい劇場の雰囲気に飲まれそうになりながらキョロキョロと会場を眺めまわして
しまいました。(笑)

馬蹄形に並んだ5層のボックスシートがなんと言っても圧巻です。





興奮もさめやらぬうちに劇場の案内が始まりました。

日本語のガイドツアーは日本人の方かと思ったら、上手な日本語を話す現地オーストリアの女性でした。





5層のボックスシートの中に一段と目立つ場所が、、、
これはロイヤルボックスでしょうね。





この劇場の座席は座席数1709、立見席が567もあるのだそうです。

座席は予約が必要ですが、立見席は当日券を買えば予約要らずで気軽に入れるようです。





ボックスシートを始め、このシートには着飾った紳士淑女達が並ぶのでしょうね。
そんな雰囲気も一度味わってみたいですが、、、、





座席の一番前の席の先には演奏者が入るオーケストラピットがあり、多い時には110人位まで
入ることができるのだとか。

ここに入るのは勿論ウィーンフィルの皆さんだそうです。

座席の前の小さい四角い物は、開くとディスプレーになっていて、当日行われる出し物の解説や
オペラの歌詞が英語など各国語に翻訳されて流れるようですが、残念ながら日本語はありません。





舞台上では、たくさんのスタッフが今日の出し物の準備に忙しげに動き回っていました。

オペラ座で働くスタッフは1100人、そのうちアーチストは500人もいるのだそうです。





出し物は毎日変わるため、毎回毎回こんな準備が繰り返されているとか。
スタッフの方も大変でしょうね。





階段を上がり「マーラーの広間」といわれる広間に入ってきました。

ここは、2階の休憩所でかつては「コブランの間」と言われ、今でも立派なコブラン織が飾ってありますが
総監督だったグウタフ・マーラーを記念してマーラーの広間と言われるようになったとか。





館内案内の移動中の折ちらっと見えたロイヤルボックス!!
さすがに一番の観客席で、まっ正面に舞台が見えるのですね。

ここから見ることができる人は王侯貴族、一般庶民は座ることは出来ないボックスです。





ロイヤルボックスに続くこちらは、王侯貴族の休憩場所であるティーサロンがあります。
左のドアは、ロイヤルボックスに繋がっていて、幕間に貴族達がこの部屋でお茶をされる場所
だそうです。

ガイドツアーでないと一般には見られない場所のようです。





次に「シュヴィントの間」 といわれるロビーにやってきました。
元々は貴族達の待合場所でしたが、次第にこのオペラ座を訪れる人々の社交場になっていったようです。

またこの「シュヴィントの間」は第2次世界大戦の戦災を免れた場所で、国立オペラ座完成時のままの
照明で、シャンデリアも電気ではなく当時はガス灯が使われていたなごりが残っています。

オペラ座見学は大体こんなコースで行われていて、所用時間は約1時間でした。
ふだんではなかなか見れないオペラ座の中を隈なく見れて大満足でした。





尚、1月から3月の冬のシーズンにウィーンでは王宮や市庁舎などの歴史的な建物を中心に、
多くの舞踏会が開催されますが、その中で最も有名な舞踏会は、このオペラで行われる座舞踏会で、
世界中から約7000人もの人々が訪れるウィーン最大の舞踏会になるのだそうです。

その時には座席を全部取り外して会場をくつるのだそうです。
写真ははネットからお借りしたオペラ座の舞踏会の様子です。
さぞや素晴らしい華やかな舞踏会でしょうね。 
 

ウィーンでのオペラ座の見学を最後に、今回の中央ヨーロッパの旅も無事終わりとなりました。


★  ★  ★  ★  ★


旅は行く前と、実際に出かけた時と、そして旅から戻ってから三度楽しめるといいますが、今回の旅は
お陰さまで個人的にも十分楽しんむことができた旅となりました。

長い間の個人的な旅のつれづれにお付き合いいただき、ありがとうございました。


(完)
  

                     ウィーンの街歩き  ( ケルントナー通り )

2015-12-02 | 中央ヨーロッパ4か国の旅



ウィーンの一日フリーの日には、ホテルからの移動は市内を走っているこのトラムで。
前日現地ガイドさんが切符の買い方まで親切に指導してくれとても助かりました。





ウィーン市内には、あちこちに立派な像がたくさん建っています。

これは美術史美術館前のマリア・テレジア広場にあるハプスブルグ帝国を築いたマリア・テレジア像。
下々にたくさんの女王に関係した人々が、、、、
マリア・テレジアは16人もの子供を産んだということですから、その子供達も入っているのでしょうか?

大人の中にまじった可愛い小さな子は、6歳のモーツアルトだということです。





街中の通りに面した一角には、どこか見覚えのある顔が、、、??

銅像下の名前を見て、、、、、、どうやら文豪ゲーテのようです。
ゲーテもウィーンには足繁く来ていたのでしょうか??





これはブルク公園内にあるモーツアルト象。

モーツアルトとウィーン、、、ピッタリの像です。
銅像前には緑の芝生の中に、赤いベゴニアでできたト音記号が配置されていました。





ミヒャエル広場に立つ王宮までやってきました。
この辺りは観光客も馬車もいっぱいで、さすがにウィーンの中心地です。

後で入ろうと思い、ついには見逃してしまったゆいつの場所がこの王宮でした。
中には皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の執務室やシシーの愛称で知られる后妃エリザベートのシシー博物館
があったのですが、、、、





ウィーン市内を南北に貫くケルントナー大通りです。
この大通りをまっすぐ行けば、シュテファン大聖堂に出ます。

ウィーン市内は意外に狭く、観光場所は全て徒歩圏内にありました。





通りの真ん中に聳えるペスト記念塔。

三位一体記念柱とも呼ばれていて、ヨーロッパ各地に猛威をふるったペストの終焉を願い、時の皇帝
レオポルド1世によって建てられた塔で、ウィーンでも10万人もの死者が出たといわれています。

ちなみに三位一体とは、「父と子と聖霊」を象徴するものだとか。
このペスト記念塔はウィーンのみならずヨーロッパの各地でよく見かける記念塔です。


 



ウィーンのシンボルであるシュテファン大聖堂までやってきました。
天を突くように聳える高さ137メートルの大聖堂です。

ここで塔の一番上まで登りウィーン市内を見たかったのですが、、、、なぜか入口を間違えて、、、





大聖堂前には観光客を待つたくさんの馬車が並んでいます。

ヨーロッパの街では、あちこちでひずめの音を高らかに響かせて走っている馬車をよく見かけますが
さすがウィーン、馬車の数が凄いです。





大通りに面したカフェでゆったりとくつろぐ人々。
その大通りを忙しげに行きかう人々、その多くはきっと観光客なのでしょうね。

ケルントナー通りもこのシュテファン大聖堂辺りで終わり、ここからUターしてウインドーショッピング
をしながら、少々急ぎ足でもと来た道を戻ります。





見覚えのある場所まで戻ってきました。
ここまで戻ればウィーンのオペラ座ももうすぐ、、、約束の時間の3時です。





ウィーンでやりたかったことの最後の一つは、このオペラ座の中を見ることでした。

時間的にオペラ鑑賞まではできませんが、せめてオペラ座の中を見たい!!!
この思いは意外なほど簡単に実現できました。

オペラ座の中のガイドさんによる日本語のガイドツアーで、オペラ座の劇場の舞台はもちろん、
その舞台裏まで見られるということで期待を胸にオペラ座にやってきました。


(続)