☆先週末に開催された柏市市民講座。参加された東京のお父さまから早速ご報告をいただきました。「一般市民のみなさんにLGBTの親からのメッセージを届けることができました。」というお父さまの感動が伝わってきます。この広がりをもっともっと!!と願わずにはいられません。どうぞお読み下さい。
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3月6日(土)に開催された柏市中央公民館主催の市民講座「自分らしく生きるために」(LGBT、性同一性障害を知る、考える)について報告します。
同館女性セミナー担当者のお話によると、今脚光を浴びているMTFのタレントさんがテレビで一瞬見せたさびしそうな顔の裏に、LGBTとしての苦悩があるのではと感じ、LGBT当事者の生の声を市民に正しく発信したいという思いで、この講座を企画したとおっしゃっていました。
市民講座の前半は、「共生社会をつくるセクシュアル・マイノリティ支援全国ネットワーク」の遠藤まめたさんが「LGBTの子どもが学校で感じていること」、宇佐美翔子さんが「親子関係、地方で生きるということ」、LGBTの家族と友人をつなぐ会から小林りょう子、小林ヒロシが「当事者の親が抱える孤立」というテーマで、共生ネットの杉浦さんの司会進行で講演しました。まめたさんの胸をかきむしるほどの切ない思いや生きにくさの話に深く共感し、翔子さんがお母さんとの関係を涙ながら語る話に、会場の方はもちろんのこと、私たち講演者ももらい泣きをしてしまいました。次に、私たちが当事者の親の立場で話をさせていただきました。最後に「四葉のクローバー」を朗読しましたが、「私は、それから一枚をもぎとって三つ葉のクローバーに見せかけたいとは決して思いません。」のところでは、読みながらまた胸が一杯になってしまいました。
後半では、出席者に記述していただいた質問を元に、その質問に対して、講演者がひとつひとつ答えていきましたが、質問の多さに驚きました。当日は土曜日の午前中2時間という限られた時間でしたが、雨にも関わらず80名近くの方がお集まりくださり、講演者の涙あり、笑いありの熱い思いが出席者の魂に確かに届いたと感じました。皆さん 真摯に受け止めてくださり、アンケートには感謝の言葉さえありました。
つなぐ会in東京としては、初めてのしかも行政主催の講演会とあって、かなり緊張しましたが、参加者のあたたかい雰囲気に後押しされながら、成功裏に終了しました。
今回の講演の前座として2月27日に柏市女性セミナーにおいて、NHKのETVビデオを観る会が開催されました。女性セミナーの方たちと一緒にビデオを拝見し、出演者として一言コメントさせていただきました。久しぶりに見たビデオに出演していた若い方たちが愛おしくてなりませんでした。
市民講座に出席させていただき、四葉のクローバーの葉を一枚もぎ取るようなことは決してしてはならない、学校に、社会にアピールしていかなければと決意を新たにしました。行政では珍しい講座内容ですが、このような輪が広がっていくことを強く念じました。今後もこのようなメッセージ発信の機会があれば、喜んで積極的に出席していきたいと思っています。
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3月6日(土)に開催された柏市中央公民館主催の市民講座「自分らしく生きるために」(LGBT、性同一性障害を知る、考える)について報告します。
同館女性セミナー担当者のお話によると、今脚光を浴びているMTFのタレントさんがテレビで一瞬見せたさびしそうな顔の裏に、LGBTとしての苦悩があるのではと感じ、LGBT当事者の生の声を市民に正しく発信したいという思いで、この講座を企画したとおっしゃっていました。
市民講座の前半は、「共生社会をつくるセクシュアル・マイノリティ支援全国ネットワーク」の遠藤まめたさんが「LGBTの子どもが学校で感じていること」、宇佐美翔子さんが「親子関係、地方で生きるということ」、LGBTの家族と友人をつなぐ会から小林りょう子、小林ヒロシが「当事者の親が抱える孤立」というテーマで、共生ネットの杉浦さんの司会進行で講演しました。まめたさんの胸をかきむしるほどの切ない思いや生きにくさの話に深く共感し、翔子さんがお母さんとの関係を涙ながら語る話に、会場の方はもちろんのこと、私たち講演者ももらい泣きをしてしまいました。次に、私たちが当事者の親の立場で話をさせていただきました。最後に「四葉のクローバー」を朗読しましたが、「私は、それから一枚をもぎとって三つ葉のクローバーに見せかけたいとは決して思いません。」のところでは、読みながらまた胸が一杯になってしまいました。
後半では、出席者に記述していただいた質問を元に、その質問に対して、講演者がひとつひとつ答えていきましたが、質問の多さに驚きました。当日は土曜日の午前中2時間という限られた時間でしたが、雨にも関わらず80名近くの方がお集まりくださり、講演者の涙あり、笑いありの熱い思いが出席者の魂に確かに届いたと感じました。皆さん 真摯に受け止めてくださり、アンケートには感謝の言葉さえありました。
つなぐ会in東京としては、初めてのしかも行政主催の講演会とあって、かなり緊張しましたが、参加者のあたたかい雰囲気に後押しされながら、成功裏に終了しました。
今回の講演の前座として2月27日に柏市女性セミナーにおいて、NHKのETVビデオを観る会が開催されました。女性セミナーの方たちと一緒にビデオを拝見し、出演者として一言コメントさせていただきました。久しぶりに見たビデオに出演していた若い方たちが愛おしくてなりませんでした。
市民講座に出席させていただき、四葉のクローバーの葉を一枚もぎ取るようなことは決してしてはならない、学校に、社会にアピールしていかなければと決意を新たにしました。行政では珍しい講座内容ですが、このような輪が広がっていくことを強く念じました。今後もこのようなメッセージ発信の機会があれば、喜んで積極的に出席していきたいと思っています。