東京レインボープライド 2015〜パレード＆フェスタ、「ハートをつなごう授業」のご報告

「東京レインボープライド 2015〜パレード＆フェスタ」にご参加していただいた方と、「ハートをつなごう授業」にご参加していただいた方から感想をいただきましたのでご紹介いたします。
ちなみに、今年の「東京レインボープライド」は、4/25、4/26の2日間は「フェスタ」、4/26は「パレード」という初めて2日間構成で開催されました。
パレードの参加者は3,000人、「フェスタ」の参加者50,000人と大盛況でした。
「ハートをつなごう授業」は、元ＷＢＣ女子世界フライ級王者の真道ゴーさんの体育の授業＆講話と、山田邦子さん他スター混声合唱団の皆様の音楽の授業がありました。
例年と異なり、当事者、親、兄弟、友人、アライさんの合同授業でした。
１年目、２年目同様に、非常に充実したかつ濃密な時間を過ごすことができました。
真道ゴーさん、山田邦子さん、出席者の皆さん、スタッフのみなさん、本当にありがとうございました。

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フェスタ＆パレードの感想です。

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FTMの子どもの母です。
８か月前にカミングアウトを受け、初めてこの様なビッグイベントに参加しました。

自分の子ども以外のLGBTの方々を見るのもほとんど初めてでした。
こんなにも多くのマイノリティの人々が存在しているのに（もはや、マジョリティーと言ってもいいと思いますが）以前の私を含め、世の中の人々は無知すぎるし、もっと社会に啓蒙していかなくてはと強く思いました。

このイベントに参加している人々はどの人もはみな幸せそうな顔をしているのが印象的でした。
また、パレード中の沿道からの声援は心から嬉しく、心がポッと温かくなりました。

つなぐ会のブースでは数名の男の子が親へのカミングアウトについて相談にきていましたが、
彼らは親のためにとパンフレットをもらい、少し明るい顔になってなって帰って行きました。
このイベントで救われた人たちはこの少年や私以外にも、もっといると思います。
2年前から参加している私の子どもも然りです。

LGBTの子どもたちはこれからもどんどん生まれます。
彼らが私達のこどもの様に悩み苦しまないで済む世の中にしたいです。

レインボープライドを作り上げてくれた方々、つなぐ会を主催してくださった方々に心から感謝申し上げます。

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パレードの感想です。

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毎年、遠くから眺めていたパレードに、初めて参加させて頂きました。
子供が未成年なので、まだまだ将来像が見えない中、親の私が目立ってはいけないかと、正直少し迷いはありました。
ただ、つなぐ会の皆さんの優しいお誘いに、１人のアライという立場で歩いてきました。
25、26日の2日間、参加している人たち皆が笑顔で、幸せそうで…あっという間の楽しい2日間でした。
つなぐ会の皆さん、本当にありがとうございました。

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「ハートをつなごう授業」に参加しての感想です。

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体育の時間では、あんなに体を動かすとは思ってもいなかったので、体と頭を同時に使う運動に、ドキドキしながら頑張りました。
Ｈさんとペアを組み、全く息があわないことがわかったり、前ではＭさんがしりもちついてたり…
楽しい時間とはうらはらに、真道ゴー先生の壮絶な学生時代のお話に、わが子と重なり涙しました。
午後からは美味しいカレーを頂き、いよいよ音楽の授業。
山田邦子先生と豪華芸能人の皆さんの登場に、瞳を輝かせながら、一緒に歌わせて頂きました。
邦子先生の闘病生活のお話をはじめ、合唱団の活動に、「大丈夫、１人じゃないんだよ」と、勇気と元気をもらいました。
まさに学校、子供に戻れた一日でした。

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