令和3年8月2日 いなべ市役所 シビック棟2階研修室5
参加者
同性愛当事者1名 同性愛の子を持つ親1名
FTMトランスジェンダー当事者2名 MTFトランスジェンダー当事者2名
トランスジェンダーの子を持つ親3名 多様な性を学ぶための参加者3名
いなべ市職員2名 産婦人科医師1名(電話での参加)
計15名
産婦人科医師への質問
Q.毎月250ミリホルモンを打ってますが、いつまで打てばいいですか
A.大体4~5年で変化は頭打ちだと思う。
一生打たないとけないのかは、わからない。
更年期障害とどう向き合うかに関しては、ホルモンを中断して、漢方薬で対応している人もいる。
Q.「ネビド」を打ってみようとおもうが、副作用は?
A.ネビドは例えるならば、250ミリ6本を一気に打ったのが体に徐々に溶けていくような感じ。2回くらい使ってみて、様子をみてはどうか?
Q.ホルモン注射は4~5年で頭打ちといったが、やめた後はどうなるのか?
A.生殖器をとっているかにもよるが、例えば男性ホルモンを打った人がやめたとしても、いかつい体になった体は戻らない。
司会者から参加者への質問
Q.6か月ほど前はホルモン治療はしないと考えていたが、最近治療をしようと考えた心境の変化は何?
A.髪を短くしたり、しても、結局女性に見られてしまうので、ホルモン治療を考えるようになった。親戚にどう話すかなど、考えている。
産婦人科医師よりアドバイス
ホルモンは周りと一緒に進めていくことが大切。作用・副作用の理解を周りの人と一緒に変化していくことが理想。変わっていくことは大きなことなので、慎重に考えた方がいいが、もし違うと思えば、注射をやめることも大切。
参加者(親)の思い
子が決めたことは認めたいと思っているが、(更年期障害とか)体のこと、健康ではなくなるのではと、親としては心配。
最後に産婦人科医師よりメッセージ
家族や周囲に認めてもらおうと思い悩むより、何か資格を取っったりして自立をした方が、より良い希望を持てると思います。
次回は11月1日(月曜)13:00~ いなべ市役所で行います。