第2回 福岡ミーティングの報告
10月27日第2回福岡ミーティングを行いました。24名の参加者のうち半数の方たちが初参加の方たちでした。ご家族とご本人とまわりの人たちが3分の1ずつという人数割合で、それぞれの立場での想いや感じ方をお互いに聞きあうことができました。
2回目の参加者さんからは「LGBTの勉強をしたい」「地元でも交流の場をつくりたい」など前向きな発言も聞かれ、こうして仲間と集うことが力になっていくのではと感じられました。
また今回は4名の教職関係の方たちの参加がありましたが、その中のおひとりから「教師として男女平等をしっかりやってきたつもりだったが、その土台となっている『性別は男女二分』という考え方が覆った。『知らなかった』ではなく『間違っていた』ことに気づいた」という感想が出されました。
私もセクシュアルマイノリティを学びはじめてからのこの数年を振り返って、今まで自分で当たり前と思っていたことが重大な間違いであったと気づいたことが何とたくさんあったことかと思い当たります。すべての子どもたちが自分らしく生き生きと学校生活をすごせるように先生たちへの正しい情報発信を続けていかなければと思いを強くしました。
会のはじめには緊張の面持ちで言葉少なくおられた初参加者さんが、休憩時間中に似た立場の方たちと話しておられるのを見かけたり、来られた時よりずっと柔らかないい表情になって帰って行かれる方たちを見送りつつ、2回目も心地よい集まりになったことを嬉しく思いました。ご参加くださった皆様に感謝申し上げます。
次回は来年1月22日です。お待ちしています!