☆桑島さんのエッセイ、いよいよオードリー・ヘップバーンのお話へと移っていきます。私も大好きな女優さんでした。さてどんな理由で彼女がアライさんなのでしょうか・・?
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虹色の皆さん、〈マイノリティ〉と聞いた瞬間に思い浮かぶのは「どんな人」ですか?
食べる物や着る物が無い人ですか?帰る家が無い人ですか?
怪我や病気の人ですか?体のどこかが不自由な人ですか?
〈外見〉から「どんな人」がマイノリティか決めてしまうことを普段は何故か疑問に思いません。
〈外見〉から分かる何かが無い人や何かが不自由な人にマジョリティは優しいと思います。手をさしのべてくれて温かい目差しを投げかけてくれます。
では何かが有る人はどうでしょうか?例えば収入や財産が有る人です。名門の家柄が有る人です。才能や美貌を持つ(有る)人です。
大したお金も無く名門の出でも無く才能と呼べる物も無く容姿も人並みが実は多数派マジョリティだったりします。マジョリティの方がむしろ無い人の側にいることがわかります。
もしも今ここに他の人よりも何かが有るマイノリティがいたとします。自分が無い人の側であるマジョリティは〈外見〉から(この場合は経歴や地位それに収入・財産・家柄・才能など〈外から見える〉ものも含めます)何かが有るマイノリティと分かった瞬間、そのマイノリティに対して優しさを失ってしまいがちです。反って厳しく冷たくなるかも知れません。
虹色の皆さん、僕がオードリー・ヘップバーンをアライさんとして選んだ理由をお話ししたいと思います。
彼女は24歳の時に『ローマの休日』のアン王女役で華々しくデビューします。アカデミー賞を獲得し、世界中が彼女に恋をします。まさに「シンデレラ」ストーリーです。しかもオードリーはオランダの貴族の血を引いてます。まさに有る人の代表です。有り余る女性です。
でも彼女は〈内面〉のマイノリティだったと僕は思うのです。多くのセクシャルマイノリティが〈外見〉からは分からない〈内面〉のマイノリティである様に。
虹色の皆さん、シンデレラのお話を思い出して下さい。彼女は舞踏会への招待状をもらえなかった女性です。オドーリーの「シンデレラ」ストーリーにはもう1つの意味があるのです。
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虹色の皆さん、〈マイノリティ〉と聞いた瞬間に思い浮かぶのは「どんな人」ですか?
食べる物や着る物が無い人ですか?帰る家が無い人ですか?
怪我や病気の人ですか?体のどこかが不自由な人ですか?
〈外見〉から「どんな人」がマイノリティか決めてしまうことを普段は何故か疑問に思いません。
〈外見〉から分かる何かが無い人や何かが不自由な人にマジョリティは優しいと思います。手をさしのべてくれて温かい目差しを投げかけてくれます。
では何かが有る人はどうでしょうか?例えば収入や財産が有る人です。名門の家柄が有る人です。才能や美貌を持つ(有る)人です。
大したお金も無く名門の出でも無く才能と呼べる物も無く容姿も人並みが実は多数派マジョリティだったりします。マジョリティの方がむしろ無い人の側にいることがわかります。
もしも今ここに他の人よりも何かが有るマイノリティがいたとします。自分が無い人の側であるマジョリティは〈外見〉から(この場合は経歴や地位それに収入・財産・家柄・才能など〈外から見える〉ものも含めます)何かが有るマイノリティと分かった瞬間、そのマイノリティに対して優しさを失ってしまいがちです。反って厳しく冷たくなるかも知れません。
虹色の皆さん、僕がオードリー・ヘップバーンをアライさんとして選んだ理由をお話ししたいと思います。
彼女は24歳の時に『ローマの休日』のアン王女役で華々しくデビューします。アカデミー賞を獲得し、世界中が彼女に恋をします。まさに「シンデレラ」ストーリーです。しかもオードリーはオランダの貴族の血を引いてます。まさに有る人の代表です。有り余る女性です。
でも彼女は〈内面〉のマイノリティだったと僕は思うのです。多くのセクシャルマイノリティが〈外見〉からは分からない〈内面〉のマイノリティである様に。
虹色の皆さん、シンデレラのお話を思い出して下さい。彼女は舞踏会への招待状をもらえなかった女性です。オドーリーの「シンデレラ」ストーリーにはもう1つの意味があるのです。