LGBTの家族と友人をつなぐ会ブログ

レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの家族や友人による会のブログです。

第1回 性的少数者(性同一性障害者)に関する庁内関係連絡会議』に出席

2014年07月19日 | Weblog
7月2日に福岡県庁で『第1回 性的少数者(性同一性障害者)に関する庁内関係連絡
会議』が開かれました。

参加された部署は行政経営企画課・私学学事振興課・市町村支援課・青少年課・男女
共同参画推進課・健康増進課・児童家庭課・労働政策課・商工政策課・高校教育課・
義務教育化・人権同和教育課・体育スポーツ健康課・人権同和対策局調整課の14部
署。

性的少数者の方たちは、どんな地域にもどんな世代にも5%存在するのですから「関
係のない部署などない」のですが、性的少数者に対して具体的に支援を考えなくては
ならない部署がこれほど多岐に渡っていることを知って驚きました。

たとえば、相談窓口の一つになっている「精神保健センター」が健康増進課の所属
だったりするのだそうです。

職員さんたちに対して現状報告を行ったのは4名です。

一人目に在福岡米国領事館の政治・経済担当領事、ダニエル・C・キャラハンさん。
「アメリカにおける性的少数者を取り巻く状況について」と題して米国での変革の歴
史や日米の比較を話されました。


他に、福岡地区で活動している3つのグループから現状報告がありました。

・Rainbow Soup

・FRENS

・Love Act Fukuoka

・当会「つなぐ会」

です。



時間ぎりぎりまでいくつも質問が出て意見交換がなされました。

キャラハンさんの調査によると、このような会を県レベルで開催しているのは大阪に
ついで福岡は2番目とのことでした。

2011年12月6日のジュネーヴでの世界人権デーを記念するクリントン国務長官の講演
の全文が、当日の配布資料のひとつとして配られました。全文を読むのは私にとって
初めてでした。領事さんのスライドの中でも紹介された「人権の輪を広げる運動を支
持する人たちは、これまでも、そして今も歴史の正しい側に立っている」というクリ
ントン長官の言葉が心に残りました。

県庁職員の皆様方の気づきが、はやく見える施策となって現れ、性的少数者の人たち
が生きやすい街になっていくことを願っています。

In福岡 (文責:中島)
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