天空☆faya-y的毎天☆

~faye-yの日常~ 天空疊著層層的思念。

さよなら徒然亭!さよなら??

2008-03-29 23:08:21 | 趣味
砥いで出てくるのは、塗り重ねたものだけや。
一生懸命生きてさえいれば、悩んだ事も落ち込んだことも綺麗な模様になって出てくる。


とうとう、「ちりとてちん」が最終回を迎えました。
この半年どんなに楽しませてもらったことか!主人公だけじゃなく、その周辺の人たちそれぞれが愛しくて目が離せなかったドラマでした。たくさん泣かされました。
結局、若狭は自分の子どもやひぐらし亭に集まる噺家のお母ちゃんになるために高座を下ります。ヘタレでダメダメの喜代美という女の子が「お母ちゃんみたいになりたない!」と福井県の実家を飛び出して、<噺家>に出会いその世界を広げていきます。それは、おじいちゃんの言う「塗り重ねられた出来事」だったのでしょう。
喜代美は若狭という名前を貰い、草々兄さんという伴侶を得ても相変わらず「どねぇしよう」というヘタレっぷりを見せて、ゆる~く成長していきます。その末に見つけたほんまになりたいもんは高座に上がる女流噺家ではなく、みんなを明るく照らすお母ちゃんだった、という結末。立派な噺家になる軌跡を応援し続けていた私は驚きました。子どもを生んでも、育ててても噺家してる人いるやん!
でも、ラストまで見て思いました。これは若狭が選んだ人生なんだ、と。今まで見たことのない穏やかな母親の顔に「どねぇしよう」の喜代美ちゃんはいませんでした。
出産のシーンに及んでも夫・草々兄さんは「若狭!」と呼んでいるんですから彼女は彼女のやり方で今後も落語に関わっていくのかな。・・・ナレーションの上沼恵美子(海原万里)さんのように復帰してたりして。それも“あり”ですよね。

一生懸命塗り重ねたもんだけがきれいな模様になる。若狭の模様はどんな模様になるのでしょうか。そんなことをあれこれ考えさせられる余韻のあるドラマでした。
それにしても、四草って…。

ところで、昨日の森本アナのひとことの件。ネットで見ているとその瞬間にニューススタジオがざわついた、と出ていたのでもう一回見ると確かにスタッフの方々の「おお~っ」という声があがっていました。まったくアドリブだったんでしょうね。その歓声は視聴者の声でもありました。森本アナ、ありがとう。

写真は万華鏡。


コメント (4)
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落語家と行くなにわ探検クルーズ

2008-03-29 00:02:53 | 趣味
今日は仕事を休んで前から行きたかった「なにわ探検クルーズ」に参加してきました。桜のこの季節だけは普段より長いコースの桜スペシャルクルーズ、桜の名所大川まで船は行きます。

添乗噺家さんは、桂三ノ助さん。バスガイドよろしく、落語や大阪の歴史をまじえながら大阪を船から案内して下さいます。
桜はまだ三部咲き?くらいでまだ残念な咲き具合ながら所々に満開の桜も川沿いを歩く人も手をふってくれます。道頓堀でも手をふってくれる人が多かったし、やはり関西人はノリがいい?
船の屋根は開閉式です。オープンされて走ると風を感じるし、川からの眺めもダイレクトに見えます。

低い橋の下を走る時は屋根は閉じられるのですが、大江橋などは橋の下、船から見上げた屋根の向こうには何隻かがすった後などありました。橋の下なんか普段見えないところ!このクルーズの醍醐味は見慣れてる景色を少し違った角度から見ることができること。
噺家さんはず~っとガイド、場所にまつわる落語の話や扇子と手ぬぐいを使ってのミニ落語講座。そして、やっぱり「ちりとてちん」話も。明日、最終回ですねという話も出ていましたが、乗船者の視聴率はかなり高かったです。春休みもあって乗船率は100%、遠くロシアからのお客様も。日本語は理解されているようでしたが。他にも近畿以外の方が多かったので予約は必須です。

こんな具合に屋根が開きます。前方は水門。

明日はとうとう「ちりとてちん」最終回。最終回前日8時30分のドラマ放送終了のニュースの冒頭、キャスターの第一声は「明日の最終回もお楽しみに」でした。粋な計らいにびっくりした次第です。
コメント (2)
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