蚊帳

明け方に蚊に5箇所くらい噛まれて眠れなかったという話を母にすると「おかんもや。蚊帳だそ」と言っていたので、毎年蚊帳を吊っている自分の寝室に出すのかと思いきや帰宅してみると私の部屋にも蚊帳がぶらーん。

蚊帳のことを想定していない配置の洋室に蚊帳がぶらーん。
絶妙なバランスでタワーをなしていた本が崩れた部屋で蚊帳がぶらーん。
工事（蚊帳を吊るためにフックが必要）は母親がしたらしく蚊帳の片方はカーテンレールにぶらーん。
蚊帳、低すぎ。自分の部屋でまっすぐ立てなくなってしまいました。

そして、母親の部屋には新品の蚊帳がぶらさがっていました。80歳くらいの親戚の嫁入り道具だったらしい。それが、25年ほど前に親戚が捨てようとしていたので、貰って帰ってきたもの。実に50年前の蚊帳。いま、ホンモノの蚊帳は高級品。調べてみると2万とか3万とか・・・。

布団で寝転んで上を見上げると私の部屋の蚊帳には穴が・・・。だ、大丈夫かな？