天空☆faya-y的毎天☆

~faye-yの日常~ 天空疊著層層的思念。

第二回上方三味線お座敷遊びの会

2011-08-29 18:20:50 | 趣味
第二回上方三味線お座敷遊びの会
藤本秀摂浩師匠こと和奏伎亭三昧さん主催のこの会にまぜてもらってお座敷遊びを体験してきました。
会は19時からでしたが、三味線教室のお弟子さんたちはあらかじめ17時からお座敷遊びのお稽古をするとのことで参加。そこに向かう道中で浴衣にケチャップを落とし、濡れた浴衣のまま参加。とほほ。「はんなり」なんてワタクシの実生活にはないのでしょうか。否、お座敷で三味線の方々、日舞の師匠などなどの芸を盗み、私も「はんなり」目指さなくてはっっ←この肩の力からして「はんなり」ではないことに気がついていない。

練習曲
「和藤内」=とらとら遊びの唄
「金毘羅船々」
「ヤットン節」
「お座敷小唄」
上2曲で、試合をするのです(和奏伎組の会では外来語禁止)。あとの2曲で楽しく唄いましょうとのこと。みっちり1時間、宴席に向けて練習した後は天満橋の割烹へ。
小説などで「とらとら」や「金毘羅船々」が、お座敷遊びだという知識はあったのですが知らないものでは想像膨らまず読み飛ばしていた部分がやっと分りました。
「金毘羅船々」は、唄に合わせて杯に交互に手を置き、たまにどちらかが杯を取り上げます。そのときには相手は手をげんこつにして机におかなければなりません。
「とらとら」は、節に合わせて踊った後、じゃんけんをするというもの。ただし、じゃんけんは「和藤内(英雄)」「とら」「おばあさん(和藤内の母)」を体で表現して勝敗を決めるのです。英雄はとらより強く、とらはおばあさんより強いけど、英雄は母には弱い。
お食事をがっつりいただきましたら、おまちかねのお遊びです。三味線三本に太鼓、鉦の音でとても華やかです。
私は「金毘羅船々」のような反射能力を競うようなものは超苦手。あっちむいてホイとか。自分にまわってこなくてほっとしてたら、次の「とらとら」では名前を呼ばれて前へ。
「とらとら」では、じゃんけんに入る前に踊りがあるのですよ。来ましたね、これ。
お手本をしてくださった先生がそれぞれのヨコについてくださっていたのですが、ちょうど先生がどっかに行っていたので…、
「先生~(泣)」
三昧さん「大丈夫、日舞習ってはるから」習ってても初見では覚えられないです~。
先生、慌てて帰ってきてくださりました。
そのあと「あの人、本当に日舞習っていらっしゃるのかしら」というヨレヨレの踊りのあとに、じゃんけんです!
んが、この「体でじゃんけん」私の前も後もその後の方々もなぜかあいこが続くのです!私のときは勝敗はやっと3回目で決まりました。見てるほうは、それがおかしかったです。
【追記】あら、三昧さんのブログに私の写真が…。

この後、「ヤットン節」「お座敷小唄」をみんなで唄ったあとに(箸でお皿をちゃかちゃか叩く)、「阿波踊り」をみんなで踊って散会となりました。
三昧さんからは事前に「祇園小唄踊りますか~?」と言っていただいていたのですが、日舞のちゃんとした先生(とても美しくてかわいいお師匠さん)の踊りのあとで踊れますかいな。しかし、宴会ってことでちゃんと舞扇と扇子と手ぬぐいは持参しておりました。いついかなる時も出動できるように。

「金毘羅船々」と「とらとら」はこんな感じの遊びです↓
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そうそうやっと18年越しに自分で作った帯締めを使用しました。
コメント (8)
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