天空☆faya-y的毎天☆

~faye-yの日常~ 天空疊著層層的思念。

新春文楽公演2

2012-01-22 20:05:22 | 趣味
義経千本桜
 道行初音旅
 河連法眼館の段

壺坂観音霊験記
 土佐町松原の段
 沢市内の段
 山の段


今回は開場前にかけつけ一杯のコーヒーを飲んでうっかりこっくり防止。
「義経千本桜」はスペクタクルだった(筆者談)!!狐さんにくぎ付け。そ、そこから出る?!みたいな意外な登場。
狐さんはコミカルで軽妙な動きなので人形遣いさんも飛んで跳ねて。
静御前は義経から預かった鼓をもって家臣の忠信と義経のもとまで行くのですが、この忠信がどうやらニセモノらしく…。
実は鼓の皮は千年を生きた狐の夫婦の皮。その子どもだった狐が親に恩を返すためにと静御前とともに行動をしていたのです。
親子の情を感じた義経はその鼓をニセ忠信にやり、忠信は…。

ラストシーンの情景に感動。超感動。
人形遣いさんと忠信が宙吊りになり千本の桜の中を舞い上がり、鼓をたたくほどに桜の花びらがハラハラと舞台を舞うのです。
私、文楽素人ですからね。もうこんなな分かりやすい演出に涙出るくらい感激しました(本当に)。

「壺坂観音霊験記」盲目の夫を支える妻はこっそりと観音さんに願掛け。でも、それを密会してんじゃねーか、と疑う夫。わだかまりは妻がいやいや、ほんまは願掛けしててん、今日が満願叶う日だから一緒に行こうと解決。支えあう夫婦の姿にほろり。
しかし、夫は自殺をもくろんでいたのです…。でも、最後はちゃんとハッピーエンドです。ほっ。
ちなみに舞台になっている壺坂寺は、眼病封じのお寺だそうです。売店には2Lの壺坂霊泉水というミネラルウォーターが売ってありましたが、文楽を見てのお土産にしては重いような…(汗)

けちって2等席(2300円)で見ましたが、今度「義経千本桜」があったら前のほうで見たいです。
文楽も幕見席がありますので、演目だけ見ることが可能です。

会場では感激客へのアンケートもあり、お礼に4色ボールペンをいただきました。文楽を世間に、より広げられるアイディアがあればいいなあ。
コメント (4)
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