天空☆faya-y的毎天☆

~faye-yの日常~ 天空疊著層層的思念。

初春文楽公演1

2012-01-09 09:08:19 | 趣味
七福神宝の入舩
菅原伝授手習鑑 (部分)
卅三間堂棟由来 (部分)

人形により手ぬぐいまきがあるとのことでしたが、すでに前の座席は売れていたし今回は夜のも見に行きたいので2等席で観覧しました。
七福神の舟が大きく旋回するのに驚き。人形7体×人形遣い3人で船は満席。義太夫さんも三味線さんも豪華豪華。七福神の芸能対決。途中で二胡の演奏もあり、あれが本物かとうっとりしました。手ぬぐいまきは人形が優雅に投げるのかと思いきや、黒子さんがめいいっぱいの投球で遠方まで、意外な方向から飛んでくるかと思ったら義太夫さんたちも投げておられました。あれだったら、前方の席に限らないかも。来年はチャレンジか…。
菅原伝授については…、か、割愛します。
白状します。寝てしまいました…。人間国宝を…子守唄にしてしまった…。
反省はそれくらいにして、「卅三間堂棟由来」は先輩が昔話異類婚姻譚の研究をされていたので資料としては読んだことがあるのですが今回はじめて拝見。私は母子ものに弱いので、泣けました。同じく異類婚姻譚の「芦屋道満大内鑑」では号泣しましたからね。異類婚姻で誕生する子ども(モチーフでは異常誕生)はよくのちの英雄譚になるのですが、この話では、三十三間堂のほうに重きを置いているのかな。子どもでてきたら私の涙腺は決壊するが、主従関係のもつれになると睡魔が襲うのでございます。

写真はにらみ鯛!本物です。
コメント (4)
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