三連休の初日、広島に行ってきました。
スケジュールを間違えていて日曜の予定がなくなったので宿泊しようかとも思い、2週間前にホテルを調べるも高いところか相部屋的なところしかない。三連休、おそるべし。
新大阪駅もごった返しており、改札を通るのですらいつもより時間がかかりました。
しかも当日は快晴。三連休ですよ!わいんさん以外広島以外の出演者ですよ!お客さん、来るんでしょうか!?
はい、150枚のチケット完売。しぇー。
この事業、
財団法人広島市未来都市創造財団 佐伯区民文化センター主催の落語鑑賞会として開催されています。
後援には、広島市、教育委員会などなどそうそうたる面々。
しぇー。私は“プロみたい”ではないところでしか楽しんでいただけない。それは一生懸命。
出演は、広島のわいんさん、東京から小遊さん(なんと二泊三日)、香川のみっちさん(翌日が発表会)、実家が尾道な静香さん、新大阪からいろはさん、ぷかりちゃん、私の三人で乗車←実はずーっとしゃべっとった。
どうです、
べっぴん揃い!
クレームは受け付けません。
しかし、べっぴん's、24歳のぷかりちゃんのあとはずーーーーっと年が上がって、しじゅうの私が二番目に若い。
バランスが悪すぎる!!いやいや、社会人落語のべっぴんとは歳は関係ないんです。
見た目でしょ。←おい!
自分の落語のときにみなさんの年齢をそれとなくばらしたとみなさんから失笑される。笑いのためにはどんな手段もつかうのよ!※具体的にばらしたのは自分の年齢。
【演目】
はんどたおる (立川志の輔作) 葡萄亭 わいん(広島)
金明竹 栗栖亭 いろは(大阪)
長命 東家 静香(大阪)
寿限無三世 参遊亭 小遊(東京)
仲 入 り 記念撮影
松曳き 海月家 ぷかり(大阪)
化物使い&日舞「堺住吉」 満福亭 ゆ乃月(兵庫)
時うどん 春日家 みっち(香川)
ワタクシ、落語と日舞の二回出番。二倍、二倍の倍返しだっ。
中入り前は舞台袖に出たり入ったりで、みっちさんに着付けをし直してもらったり、ネタをくったり、踊りの復習したり。
わいんさんはマクラで広島市民のハートをぐっと掴むお・も・て・な・し。わいんさんの口調はあったかいです。
いろはさんは葉桜さんのピンチヒッターということを説明しながら「衣替え」をけって広島に駆けつけたことを。
同級生の方々が駆けつけた静香さん。のちにみっちさんが静香さんの高座を聞いていたにもかかわらず上方落語と思い込んでいることが発覚。なにかいなと思ったら、江戸落語やけどエッセンスはかかし先生の上方やからかな、と。この高座でも派手に転んでおられました。
小遊さん、私がネットでは書いていないフラストレーションが昇華。私の中では迷宮入りしていた事件が解決したようでした。マクラでは時節柄、べっぴん偽装と言われないように整形してきたと(爆笑)
ぷかりちゃんはネタ下ろしに近く、みっちさんはネタ下ろし。ネタ下ろしとほぼネタ下ろしってこれだけできるってほんとの化物はこのお二人です。
ぷらりちゃんはほんと安定のバカを。面白くて愛らしい。
“若いけどしっかりしている”は、ぷかりちゃんのための言葉です。
今まで私によく言われてましたが、私がしっかりしているのは年相応です。
みっちさんの「時うどん」は、絶品。アンケートでも絶賛の嵐だったようです。困った人を描かせれば随一ですね。
さて、私の方は落語が超早口に(受けないところを早くしてしまうきらいがある)、反省、反省。
後半は暖かく受けてくださいました。感謝、感謝。
問題は日舞(いや、落語も問題なんですけど)。
解説しながら踊るということでピンマイクをセット。
練習ではできたことですが、舞台には魔物がいるっ!
喋りながら踊っていると、実際の歌詞よりどんどん先に進んでいて、歌詞よりだいぶ動きが先に進んでいたのでこれはヤバイと本来ないフリを入れて急場をしのぎました。この時に拠り所にした言葉は小遊さんの「創作は間違えても誰も分からない」“創作は”を“日舞は”に置き換えて。
いやあもうね、足が震えたのなんの。その震えが分からないようにという思いが、曲を聞かず動きを早めたのかも。
ほんっと、緊張した。
今回お世話になりました、佐伯区民ホールのみなさん、スタッフの方々、笑福さん、写真を撮ってくださったS水さん、共演者のみなさん、わいんさん、そして、前売り券を買ってきてくださったみなさんに感謝申し上げます。
静香さんよりいただいた集合写真。