2024年4月11日のブログ記事一覧-すぶんろこ！のジャパニーズドリーム

🐳⁴　花航路・・・　花鳥風月の桜　　刀を研ぐ読書　　難波歩きの効用　　事なかれ主義の日本　　坂本龍馬批判は保守の正統か

2024年04月11日 20時10分24秒 | ◆　日本国独立運動

　花を敷く　　池の航路に　　鳥浮かべ

　　　　中村　梅士 Baishi

　　風に吹かれて花吹雪となり、水面に漂っている。

　　そこを、花道のように水鳥が優雅にわたっている。

　　まさに、春の花鳥風月である。

　　もっとも、月は糸月で見えないのだが、それが見えたら

　どんなに幽玄な情景だろうか。

　　ここ一週間の生活も眠たい日々ということでは幻想的で

　ある。

　　読書が進まないと、怠けているように思える。

　　読書は、刀を研ぐのに似ている。

　　研ぎを怠っては、仕事が切れない。

　　他方、足腰を鍛えるためには山歩きが必要だ。

　　家にいる時でも、難波歩きを心得ている。

　　結構、大腿四頭筋とハムストリングが鍛えられる。

　　しかし、夜、太ももがつりそうになる。

　　太ももが痙攣したのでは呼吸ができない。

　　ストレッチで凌げるが、難波歩きは修得したい。

　　能を舞う要領である。

　　あるいは、飛脚走りの要領である。

　　しかし、意外と難しい。

　　明日には雨が上がりそうだ。

　　もう、花の季節が終わりがけであるが、海か、山か、歩

　きたいものだ。

　　山藤の探索に出かけるのもよいかもしれない。

　　昨日の入学式には参列しなかったが、参列禁止となった

　三年間はまだ終わっていない。

　　事なかれ主義は、日本の習性とはいえ、習性で済まされ

　ない不義理というべきものである。

　　コロナ後遺症は、未だにマスク族が定着しているように、

　深刻な傷となっている。

　　顔を隠すということが人間関係を隔てる無礼な行為であ

　ることが分からないほどに、感性が鈍っているのだ。

　　「そうは言いましても、お上のご意向ですから」。

　　事なかれ主義、全体主義、それが日本の習性である。

　　もちろん、明治維新から後のことではあろう。

　　西鋭夫など、維新批判、司馬遼太郎批判、坂本龍馬批判

　などが保守の言論に出ている。

　　保守言論界は、天皇中心主義の保守と、国家神道批判の

　保守に分かれている。

　　吾輩としては、国家神道による廃仏毀釈は明治維新政府

　の政策として行われたことに失望し、怒っている。

　　天皇が戦争に加担しながら敗戦の責任を取らなかったこ

　とにも憤りを感じる。

　　他方、廃仏毀釈に与しなかった志士もいたはずだ。

　　竜馬を批判するのは、国家神道を支持したという証拠で

　もあったというのか。

　　そこが、判断基準である。

　　資金をどう工面するかは、高度な政治的判断である。

　　魂を売るようなことは許されないが、ユダヤ金融を利用

　したからと言って、汚い奴だとは言えない。

　　グラバーも、二代目は帰化したほどに日本を愛していた。

　　吉田茂もユダヤ資本と関わった日系ユダヤだという。

　　彼は地獄に堕ちているが、日本の独立を犠牲にした。

　　売国奴というべき米軍依存を決めた人物である。

　　戦後の自民党は売国奴的であった。

　　では、野党が正しいかというと、野党は社会主義であり、

　共産主義のグローバリストであるから、さらに売国奴であ

　る。

　　グローバリストとは、国を売るか、売らせる者のことだ。

　　世界市民というのは、プロパガンダである。

　　不法移民が禍となっていることをみれば明らかであろう。

　　これから、西鋭夫の『アメリカ帝国滞米五十年』を読む

　が、共感する部分だけではなく、見識の誤りを見つけるこ

　とになるだろう。

日本国独立宣言

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季節の花遍路

🐳⁴　雛節句・・・　桜のさげもん　　桃の節句、風の節句　　マツバウンランを見る　　天狗の反省　　表彰台の心得

2024年04月11日 18時01分04秒 | ◆　日本国独立運動

　雛節句　　枝垂れ桜を　　さげもんに

　　　　中村　梅士 Baishi

　　今日は月暦3月3日の雛節句である。

　　どこかで桃の花が満開なのだろう。

　　母が初孫に贈った立派なひな人形を思い出す。

　　吾輩には、ひな祭りや端午の節句を祝う子も孫もいない。

　　しかし、心惹かれるものがある。

　　伝統というものかもしれない。

　　桃の花は見ないが、枝垂れ桜がいかにも桃の節句のよう

　だと思いながら花遍路を辿った。

　　花を愛でるのが雛節句、緑風を愛でるのが端午の節句と

　いうところだろうか。

　　旧暦ではまだひな祭りだが、新暦では端午の節句の香り

　がする。

　　鯉のぼりの季節の花は、山藤であり、マツバウンランで

　ある。

　　昨日はついにマツバウンランをみつけた。

　　うす紫の霞のようだったウンランの群生を見ることはな

　くなったが、数本の花を見るだけでも、もうすぐ五月だな

　あと思う。

　　まことに良い季節である。

　　睡魔に時を奪われている。

　　何とかしなければならない。

　　疲れやすくなっているのかもしれない。

　　体力を鍛え直さなければと思うのだが。

　　妖怪の本質は、負けず嫌いであることと、反省ができな

　いことではないだろうか。

　　特に、天狗はその典型だ。

　　経営者には天狗が多いというのが、総裁が経営者に釘を

　刺す言葉だった。

　　もともと勝負事が好きで負けず嫌いだから、頑張って強

　くなり、一定の成功を収めるのだが、ある程度成功すると

　慢心して、いつの間にか金も人も離れて転落するのである。

　　経営者の場合、儲かり始めると、経営環境が激変する怖

　さを忘れて慢心し、災難に遭って倒産に至るのである。

　　倒産は、多くの人に辛酸をなめさせる。

　　会社は、船のようなものである。

　　沿岸を行き交うだけでも、嵐の危険、座礁の危険など、

　転覆遭難の危険だらけである。

　　経営者の責任は、会社を倒産させないことにある。

　　正心法語も人生の大河を渡る舟にたとえて、船頭の竿さ

　ばきの大切さを教えている。

　　船頭とは心なのだと。

　　心が天狗になれば、小舟は岩に砕かれるだろうと。

　　信仰が劣化すれば、修行者の謙虚さを忘れて高転びする

　ことになるのである。

　　経営者同様、スポーツマンにも天狗が多いのだろう。

　　勝負に生きる人間は、ライバルを大切にしなければなら

　ない。

　　生涯、修行の心得を忘れてはならない。

　　では、天狗とは人種的宿命なのだろうか。

　　負けず嫌いというのは、天狗の特徴だが、実力者になる

　ための性質としては低次元なのではないか。

　　つまり、自己中なのである。

　　だから、負けると地団太を踏んで悔しがる。

　　負けた悔しさを苛立ちにしてはならないように思う。

　　勝負や戦いの動力は責任感であり、遠い道のりを行く修

　行者の心境でなければならない。

　　天狗も、反省を怠らなければ菩薩になれるのではないか。

　　自分はどうなのか。

　　高上りしなかったからと言って、天狗ではないとは言え

　ないのではないか。

　　負けることが嫌いで、勝負から逃げていたのではないか。

　　勝負をしても、責任感が希薄だった。

　　無欲なのではなく、怠慢だった。

　　勝負を私事にして、軽んじていたのではないか。

　　この世は競争によって、勝負ごとによって進化する。

　　だから、競争を一時の私事とするか、使命とするかは重

　要である。

　　競争は社会的責任と心得てこそ、不動心が養われる。

　　この世の修行は競争である。

　　競争の心得とは、修行の心得であり使命感であると思う。

　　表彰台とは、その場に立たせていただいたことの感謝の

　場でありたい。

　　しかして、人生の節目となる出来事である。