レンジでOKなのに…

レンジで温めるだけでOK
そんな麺類やスープ類がコンビニのお弁当コーナーの脇に並んでいる。
普段はあまり買わないのだが、ふと食べたくなって一つ買った。

この商品。スープはゼラチンで固められていて、その上に具材が載せられている。
レンジで温めるとこれが溶け、熱々のスープが出来上がるという代物だ。

まずは調理手順通りレンジで温める。
そして、中の様子を見つつ、スープが溶けた辺りで加熱を止める。
もちろんまだ加熱不足で熱々には程遠い。
それを手鍋に移し換えてコンロにかける。
「レンジでOK」のスープをあえてである。

そして、コンロで十分に温めたスープを元々入っていた容器に移す。
別にわざわざ元の容器に移す必要は無いのだが、これは単に気分の問題。
これでやっと私が納得のいくスープの出来上がりだ。

では何故そんな手間な事をするか。
それは、レンジで温めた物は冷めやすく、また熱さが均一でなかったりでイマイチ風味が劣るからだ。
もちろんそれらには物理的な理由があるのだが、ここではまあいいだろう。

そんな理由で、私はレンジでの調理は好きではない。
さすがにコンビニ弁当は鍋で温める訳にはいかないので、仕方無くレンジを使っているのだが…

冷めた物を瞬時に温められるレンジはとても便利ではあるが、やはり食事は出来たての温かい物が一番だな。