felice-sakura の日々戯言

パチンコが大好きな理系人間。鉄道写真とプラレールの収集が趣味。あと、萌えも少々… そんなオタクな人間の日々の戯言。

やっと撮れたよ!

2018-11-14 18:00:58 | 趣味の写真
やっと撮れたよ。南海30000系と近鉄ラビットカーの並び。
10時28分着発の南海高野線「こうや3号」と10時28分着の近鉄長野線の準急列車が顔を揃えたカットである。
このカットを撮りたいがため、この河内長野駅までいったい何度通った事か。

まず準備段階として、1編成しか無いオリジナルカラーのラビットカーが、この10時28分着の準急列車に充当される運用に就くまで待たねばならない。
そして、その当日「こうや3号」に31000系ではなく30000系が入る事。
単にこの条件を満たすだけであれば、月に1~2回は期待できる。
だが、難しいのはその後だ。

10時28分着発と10時28分着。
ダイヤ上では一瞬並ぶ計算だが、実際そう上手く行かないのは分かる者には分かってもらえる事だろう。
いくら正確なダイヤが売りである日本の鉄道でも1分程度の遅れなどは日常茶飯事。
しかし、このシーンを狙う上では、ラビットカーの遅れは一切許されない。
ラビットカーが姿を見せようが見せまいが、10時28分には容赦なく「こうや3号」は出て行ってしまうのだ。
「こうや3号」が出て行った後、ようやく現れたラビットカーを見ながらシャッターすら切っていないカメラをバッグにしまう。
こんな事をいったい何回繰り返しただろうか。

そして今日。
どうなるかと思いながらホームで待っていると、両列車が顔を並べながら滑り込んで来た。
文句無しのタイミングである。
「こうや」の停車位置は、ラビットカーの停車位置に比べて若干後方なので、「こうや」が発車して顔をピタリと揃えたところを狙って撮ったのがTOPの画像。
ようやく、ようやくである。
このカットを撮る事が何年来の課題だったか… 

いつもの私だと、どうせなら晴れてほしかったなんて言うところだが、このカットにおいては晴れるとヤバイ。
ラビットカーの顔にだけホーム屋根の影が思いっ切り掛かってしまうのだ。
なので、この場面だけは曇ってくれなきゃ困るのデス。。。

まあ、今日の場合は上手く曇ってくれたけど、どうせならもう少し明るい曇りが良かったな、なんてね。