9日の参宮線行きの際、久しぶりに加太の築堤に立ち寄ってみた。
かつてはジョイフルトレインが頻繁に走り、早朝から場所取り合戦が繰り広げられたこの撮影地。
今はどうなっているのだろう。
そんな思いと同時に天気の良さもあって、列車の一本でも撮って行こういう気になり、名阪国道を途中下車して立ち寄ってみたのである。
いつもの場所に車を止めて築堤の上へと続く階段を上る。
この階段を上るのも久しぶりだ。
さて、どうなっているのかな?
まず午前中アングルであるカーブ内側の小山を見上げてみる。
……
背の高い草がボウボウに茂り足場が見えなくなっていた。
何度も足を運んだ撮影地であるが、ここまで草が伸びている光景は見た事が無い。
半ば茫然としながら、今度は午後のアングルであるアウトカーブの俯瞰場所へ登ってみる。
こちらも草で登るのが困難かと思われた。
しかし、意外にそうでもなく、多少の蜘蛛の巣を頭に引っ掛ける程度で登れてしまった。
ジョイフルトレインこそ通らなくなったが、キハ120の配給列車やキヤ検測を撮るために未だ少数ながら登る人がいるのだろう。
で、上まで登り撮影ポイントに立ってみたのだが、木々が伸びて線路が見渡せるポイントが猫の額ほどになっていた。
その場所ですら後数年でアウトではなかろうか。
あれだけ賑わった有名撮影地も今やこの有様か…
そんな寂しさを感じながら三脚を立ててカメラをセット。
時間通りに列車のディーゼル音が響いて来た。
姿より先に音だけが響いて来る。
懐かしい感覚だ。
そして見えた列車はDD51が牽くジョイフルトレイン… なんて事はあろうはずもなくキハ120の単行列車。
私一人しかいない加太の大築堤を足取りも軽く駆け登るキハ120。
ここで撮るのも最後になるかも知れないな。
そんな事を考えながらシャッターを切った私であった。
かつてはジョイフルトレインが頻繁に走り、早朝から場所取り合戦が繰り広げられたこの撮影地。
今はどうなっているのだろう。
そんな思いと同時に天気の良さもあって、列車の一本でも撮って行こういう気になり、名阪国道を途中下車して立ち寄ってみたのである。
いつもの場所に車を止めて築堤の上へと続く階段を上る。
この階段を上るのも久しぶりだ。
さて、どうなっているのかな?
まず午前中アングルであるカーブ内側の小山を見上げてみる。
……
背の高い草がボウボウに茂り足場が見えなくなっていた。
何度も足を運んだ撮影地であるが、ここまで草が伸びている光景は見た事が無い。
半ば茫然としながら、今度は午後のアングルであるアウトカーブの俯瞰場所へ登ってみる。
こちらも草で登るのが困難かと思われた。
しかし、意外にそうでもなく、多少の蜘蛛の巣を頭に引っ掛ける程度で登れてしまった。
ジョイフルトレインこそ通らなくなったが、キハ120の配給列車やキヤ検測を撮るために未だ少数ながら登る人がいるのだろう。
で、上まで登り撮影ポイントに立ってみたのだが、木々が伸びて線路が見渡せるポイントが猫の額ほどになっていた。
その場所ですら後数年でアウトではなかろうか。
あれだけ賑わった有名撮影地も今やこの有様か…
そんな寂しさを感じながら三脚を立ててカメラをセット。
時間通りに列車のディーゼル音が響いて来た。
姿より先に音だけが響いて来る。
懐かしい感覚だ。
そして見えた列車はDD51が牽くジョイフルトレイン… なんて事はあろうはずもなくキハ120の単行列車。
私一人しかいない加太の大築堤を足取りも軽く駆け登るキハ120。
ここで撮るのも最後になるかも知れないな。
そんな事を考えながらシャッターを切った私であった。