Saxon - Ride Like the Wind
この曲は「風立ちぬ」なんて、おしゃれな邦題がついていますが、悪い事をして死刑宣告された男がメキシコに向かって逃亡しているっていう曲なんですよね。自由になりたいから、風のように走るんだ!みたいな。
英語を理解しようとせず、雰囲気で聴く日本のポップス・ファンにとってはおしゃれなAORのイメージが強いのですが、実はけっこうシリアスというかちょっとハードボイルド?っぽい感じの曲。
ならば、ハードロックにしてしまってもいいんじゃないか?と考えたのでしょうか?
カバーしたのは、イギリスの硬派のメタル・バンド、サクソン!
1977年に結成され、2020年も現役という超ベテランバンドがまだ若かった1988年にどういうわけか、この曲をカバーしたのです。
アメリカで売れたかったのかな?
彼らは、この曲だけでなく、ポップなハードロックにチャレンジしたようですが、結局アメリカ市場では全く成功しませんでした。
でも、この曲は見事です。見事にハマっています。PVでしょうか?画像も曲のイメージにぴったりですね。
クリストファー・クロスのオリジナルはもちろん素晴らしいのですが、サクソン・バージョンは男らしさがムンムンで、また違う良さがあります。
いやー、ロックっておもしろいですね!